50代セミリタイアで投資生活2

50代無職、独身男のセミリタイア生活。 資産4000万円で投資はインデックス運用です。旧ブログはこちらです。リンクから飛べます。https://maruzokun.hatenablog.com/

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ゆうひが丘の総理大臣

こんにちは、まるぞーです。

 

図書館で雑誌「昭和40年男」を読んでいたら、昔のテレビドラマ「ゆうひが丘の総理大臣」のことが載っていました。

 

私はこのドラマが大好きで、再放送を録画したDVDがあり、今までに何回となく繰り返して見ています。

 

雑誌を読んでいたらまた見たくなり、家に帰ってDVDを引っ張り出してきて、第1話から見始めました。

 

本当に何度見ても素晴らしく、感動もするし、第一このドラマを初回放送でリアルタイムで見ていたのは、私が高校1年生の時ですから、これを見ると青春がよみがえってきます。

 

よくありがちな話ですが、あの頃はよかったなあとノスタルジーに浸り、なんとも言えない甘い感傷に襲われます。

 

私が今でもはっきりと記憶しているのは、高校1年の時学校でクラスの女子生徒同士が、「ねえねえ、昨日のゆうひが丘の総理大臣見た?」と友達に話しかけているシーンです。

 

実は私も大好きなドラマで、毎回見ていたのですが、何せ当時私は友達が一人もおらず、学校に行っても、授業中に当てられでもしなければ、1日中誰とも一言もしゃべらないという、とんでもない生徒だったので、女子と会話をするなんて、年に数回あるくらい、しかもプライベートな会話は0に等しく、「うん」とか、「ありがとう」とかほんの一言で、すべて必要に迫られた業務的な会話だけでした。

 

そんな私ですから、女子の会話に入っていくなんてことはもちろんなく、ただ耳をそばだてて、こっそり会話を聞いていました。

 

今でもなぜかそのシーンははっきりと覚えていて、しゃべった子の名前は忘れてしまいましたが、顔ははっきりと覚えています。

 

その子が友達に、「昨日のドラマすごくよかったよねえ。私感動して泣いちゃった。この学校にもあんな先生がいてくれたらいいのにね。」と言っていました。

 

私はそれを聞きながら、思わずにやけてきて、「そうか、自分だけでなくやっぱり好きな人いるんだ」と心の中で言い、なんだか自分が褒められたようで、うれしかったです。

 

そのころはまだ、家にビデオデッキもなかったのでしょう。私の持っている録画ビデオの一番古いものでも、その時代より少し後の、私が大学生のころからのものです。

 

高校時代の録画は1つも残っていません。

 

幸い、「ゆうひが丘の総理大臣」は、後の再放送で、DVDに録画することができました。

 

何度見てもいいです。

 

笑いあり、涙あり、感動あり、そして青春ど真ん中の素晴らしいドラマです。

 

中でも友情とか恋愛とか、当時の高校生だった私が、一番興味がありながら、現実世界では全く縁がなかったものを、ドラマの中だけで、一種のあこがれとして見ていました。

 

現実には友達もいなく、彼女どころか女の子と話すらできなかった私ですが、ドラマの中の、生き生きとした人間関係が眩しくもあり、私もいつかこんな青春を送りたいなと、まだ当時は夢に見ていました。

 

これから先も学園ドラマは数多くあり、私も好きでたくさん見ていましたが、「ゆうひが丘の総理大臣」ほど、生徒が純粋で、悪者がいないドラマは以後あまりないと思います。

 

このドラマにも不良と呼ばれる生徒は出てくるのですが、みんな心根がやさしく、いい人ばかりです。

 

そして最後はいつもハッピーエンドとなり、教師と生徒が信頼関係と強いきずなで結ばれています。

 

ただ、今見るとこれは本当に感動的なんですけれど、あくまで、フィクション、そしてファンタジーです。

 

現実世界のいやな人間関係を経験した私には、このように人を信じたり、分かりあえたりすることは、現実では無理だと思っていますし、人間ってこんなにやさしい愛に満ち溢れた人ばかりじゃないって思います。

 

当時の「この学校にもあんな先生がいてくれたらいいのにね。」といったクラスメートの発言は、当時だってテレビドラマと現実は違っていて、あのような理想的な先生はいないし、生徒だってあんなに純粋じゃない、もっと冷めていて、どうにもならないことだらけで、でもそれが現実なんだとみんな思っていたのだと思います。

 

やはリドラマはファンタジーです。でもそれがよかったんです。

 

最近のドラマは、リアリティーを表現しようとしているものが多く感じます。

 

このような純粋な青春ドラマは、今の若い子には白々しくて受けないのではないでしょうか。

 

やっぱり相対的に見ても、今の方が昔よりいろいろとすさんでいるような気がします。

 

そこでやっぱり私はこのドラマを見て、「昔はよかったなあ」としみじみと思うのです。

 

私もその後、片思いをして、失恋しました。

 

このドラマを見ると、そんな青春時代の甘くて苦い記憶がよみがえってきます。

 

それではまた。