こんにちは、まるぞーです。
本日の投資:先進国株に1万円の売り注文。 追加投資額累計:72万円
今日は珍しく、投資について少し深掘りしてみたいと思います。
現在の私の投資は、インデックス投資で、アセットアロケーションは、日本株:先進国株:新興国株:8資産バランス=3:5:1:1です。
2017年から3年間投資を継続してきて、現在のリターンでは、先進国株が大きなプラス、新興国株と8資産バランスはわずかにプラス、そして日本株は大きなマイナスです。
この結果を見れば、先進国株のみに投資していたら、もっと大きなリターンが得られていたわけで、分散投資によるリスク低減の効果を考えたとしても、日本株への投資というのは、いらないか、もしするとしても30%は比率が多すぎたのではないかと思えます。
例えば、日本株:先進国株:新興国株:8資産バランス=1:7:1:1ならパフォーマンスはぐっと上がりますし、ちょっと保守的に、2:6:1:1でも今よりはいいです。
あるいは、1:6:2:1なら、もっと大きなリターンが期待できますし、何も8資産バランスを必ず取り入れなければならないわけでもないので、日本株:先進国株:新興国株=2:6:2でもよいし、あるいは、1:8:1なら、世界の株式の時価総額とほぼ一致して、実際このアセットアロケーションで投資している人も多いのではないでしょうか。
もしこの最後の1:8:1で投資していたら、この3年で今よりずっと良いパフォーマンスを得られていました。
そう思うと悔しいです。
では今からでもアセットアロケーションを変えてみたらどうかとも思うのですが、やはり私には、山崎元さんの主張が頭から離れず、踏み切れません。
では一体なぜ山崎さんは、それでも日本株を40%も持つべきだと主張されるのでしょうか。
こちらの記事を読んでみました。しかし頭の悪い私には、やっぱり山崎さんの理論は難しく、どうしてもその理由が納得できず、いまだに消化不良です。
1つの回答はこちらです。
筆者の直接的な回答は、「年金基金などの機関投資家が使っているリスクとリターンの数字から求めたものです」ということになる。
GPIF、つまり年金積立金管理運用独立行政法人のことですが、我々の年金を預かって運用しているところです。
そこが、国内株式、外国株式(先進国株式)、国内債券、外国債券の4つの資産をバランスよく持ち運用しているというのが、最大の理由です。
GPIFが日本株と先進国株の比率を1:1で持っているということから、これが正しい回答なのではないかというのがこの基本の考えです。
GPIFは、我々の年金を預かっている機関なので、むやみに高いリターンを狙って、リスクを取ることはしません。
山崎さんによれば、これが理想的なリスクとリターンのバランスなのだそうです。
さらに山崎さんは、こう続けます。
まず、日本経済の低成長だが、これは株式市場の参加者が将来の低成長を見込んだ株価を形成しているとすると、日本株への投資がリスクに対して低リターンだという理由にはならない。日本経済の状況は、内外の投資家が既によく知っていることなので、「現在の株価は日本経済の将来を過小評価している……」というところまで狙えなくとも、「低成長なりの株価が形成されているはずだから、心配には及ばない」というくらいに考えてもいいのではないか。
また、日本企業の経営が株主から見て非効率的だという点は、利益の大半を自社株買いや配当に向けて、さらに社債を発行してまで自社株買いを行うような米国企業などと比べてその通りだといえる面がある。コーポレートガバナンス(企業統治)改革の必要性が唱えられることの理由でもある。
しかし、この点は、「日本企業には、ガバナンスを株主向きにするだけで、株価にプラスの効果をもたらすポテンシャルがある」ということと裏腹だ。いわば「ガバナンスリターン」のボーナスがあるかもしれないということが、日本株を持っていてもいいのではないかと筆者が思う理由の一つだ。
いずれも、少々へそ曲がりな理由だが、そこそこに合理的ではないかと思っている。
う~ん、やっぱりよくわかりません。
しかしながら、私は自分が頭が悪いということを、今ではきちんと理解して認めています。
ですからそんな私が投資で成功しようと思ったら、頭のいい人の教えに従い、その人の言うとおりに投資するしかありません。
今までにもいろいろと本を読み、いろんな専門家の言うことをなるほどと思いつつ理解してきましたが、それでもやはり正解はわかりません。
確かに過去の実績からすると、日本株には投資しないのが正解のように見えますが、何しろ投資において大事なのは、過去の実績ではなく、未来がどうなるかです。
未来は誰にもわかりませんから、専門家の意見も違っていて、いろんな意見があるのです。
そんな中で、山崎さんが言うように、GPIFという日本の国のお金を預かって運用しているところが採用しているポートフォリオですから、これが大間違いということはないであろうとの考えから、安全第一で、やはり山崎さんの意見に従ってみようと思うのです。
ただし、日本株:外国株=4:6ではなく、もう少しだけ外国株の比重を重くして、3:5にしてみたというのが私のポートフォリオです。
そしてより高いリターン狙いと、さらなる分散効果を見込んで、新興国株と、8資産バランスも組み入れてみました。
何が正解なのか、答えが出るのは20年後です。
投資は自己責任ですから、その時に成功していようが失敗していようが、誰のせいにすることもできません。
でも山崎さんにかけてみましょう。
こうなると投資もまるでギャンブルのようにも思えてきますが。
それではまた。