こんにちは、まるぞーです。
本日の投資:新興国株に1万円の売り注文。 追加投資額累計:61万円
今日はまた一段と前立腺の調子が悪いです。尿意がとめどなく襲ってきて、どうしようもありません。
薬を飲んでいるのに、やっぱり薬では治らないようです。
さて、先日記事に書いた、昔のテレビドラマ「やまとなでしこ」を見終わりました。
これはなかなか面白く、一気に最後まで見られました。
ストーリーとテーマは単純で、要は女の幸せは愛かお金か、つまり好きな人と一緒になるか、大金持ちと結婚するかという前近代的なテーマです。
さすがに20年前のドラマですので、これが当時の価値観だったかもしれませんが、今見ると、これは完全に男尊女卑の男社会を描いたドラマです。
そもそも女性だって、お金持ちになりたければ、自分が頑張って稼ぎのいい仕事について儲けるという方法だってあります。
そして場合によっては、男だって金持ち女のヒモになって、贅沢に暮らすということだってないではありません。
でもこのドラマの中では、男は医者だと嘘をついて合コンしたり、実際どんな高級車に乗っているかとか、年収がいくらあるかで女性から見定められます。
逆に女性の目的は、少しでも大金持ちの男と結婚して玉の輿に乗るために、自分を綺麗に見せようと、ブランド物の洋服で着飾ったり、少しでも自分を高く売ろうと駆け引きをします。
主人公の桜子さんが言うセリフに、「女のピークは27歳、28歳から値崩れが始まる」というのがありますが、これなどまさに象徴的で、女は商品であると言っているようなものです。
これではとても自立した女性とは言えません。
今こんなドラマを作ったら、大問題となるかもしれませんが、当時は男も女もこの男女関係を当たり前のものとして受け入れていたのだと思います。
さて、そんなことは考えずとも、このドラマはなかなかにコメディータッチで面白く、笑えるところも多々あり、楽しめました。
最後に桜子さんは、「お金で買えない一番大切なもの」に気づき、愛していない大金持ちの婚約者を振り、貧乏な数学者を夢見る魚屋のオンスケと結ばれて、ハッピーエンドとなるのですが、そこで私は現実はどうだろうとちょっと考えてみました。
現在は建前上は男女平等社会となってはいますが、昔ほどではなくとも、今でも玉の輿を狙う女性はいるでしょうし、逆に男で無職だったり稼ぎが悪いと、なかなか結婚は難しいのが現実ではないでしょうか。
今流行りのドラマ「半沢直樹」を見ても分かるように、依然として日本は男性中心社会です。
ただし結婚観は大きく変わりつつあるのではないでしょうか。
今は結婚したからと言って幸せになれるとは限らず、女性にとっても男性にとっても、結婚は一つの選択肢ではあるけれども、人生の必修事項ではないと思います、
結婚しなくても2人で一緒にいることもできるし、逆に籍を入れても別居することもできます。
結婚はただの法制度にすぎなくなっているのではないでしょうか。
そしてやはり一緒にいたい人と結婚するのが普通だし、結婚して幸せになる人もいれば、不幸になる人もいます。
私も昔は結婚願望がありましたし、いい人がいれば結婚したいと思っていました。
でもいい人と出会えなければ、別に結婚しなくてもいいと今では思います。
1人だからと言って、幸せではないとは限りません。
嫌な人と一緒にいた方が不幸ということもあります。
そんなわけで、結婚は絶対にすべきものではなくなっていますし、ましてや女は美貌で男を引き寄せ、少しでも高く自分を売る、また男は少しでもたくさんお金を稼いで、少しでも綺麗な(商品価値の高い)女を手に入れるという構図は、やはりあまりにも前時代的です。
そういう時代の変化も感じながら、私はこの20年前のドラマ「やまとなでしこ」を楽しみました。
20年前の価値観で言ったら、今の私など、存在する価値0の男ということになります。
あれ、今でもそうか(笑)
それではまた。