50代、完全リタイアで投資生活

50代無職、独身男のリタイア生活。 資産4000万円で投資はインデックス運用です。旧ブログはこちらです。リンクから飛べます。https://maruzokun.hatenablog.com/

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GoToイートキャンペーンは諦めました

こんにちは、まるぞーです。

本日の投資:先進国株に1万円の買い注文。 追加投資額累計:62万円

 

昨日のテレビニュースで、GoToイートキャンペーンを使って、鳥貴族で1品だけ食べて、298円+税だけ払って、1000ポイントをもらうという人がいると言っていました。

news.livedoor.com

ネットで検索したらやはりありました。「鳥貴族マラソン」などと呼ばれているそうです。

キャンペーン参加の「鳥貴族」のディナーを繰り返し予約し、来店する行為が効率の良いポイント付与方法としてネットで紹介されているのだ。

これは「鳥貴族マラソン」「トリキの錬金術」などと呼ばれ、実際に、鳥貴族で「とり釜飯」1品だけの会計レシートの画像をツイッターに投稿する人も現れた。

鳥貴族のメニューは基本的に298円(税込=327円)。「イート」で夕食を予約・来店すると、1000円分のポイントが付与されるから、差し引き673円分の「儲け」が出ることになる。

 まさにGoToイートキャンペーンの制度の穴をついた荒稼ぎです。

 

実は私もGoToイートキャンペーンの内容が発表されたときに、これならランチで500円以下、ディナーで1000円以下の料金のものを食べたら、食べれば食べるほどもうかるではないかと思い、ひそかに私もやってみようとたくらんでいました。

 

ただこれくらいのことは当然予想できるはずで、要はこの制度自体に欠陥があると言わざるを得ません。

 

紙のクーポンの場合は、プレミアム商品券と同じで、10,000円分の商品券を購入すると、12,500円分使えるというもので、これくらいが妥当だと思います。

 

つまり25%の上乗せです。

 

ところがこれをオンラインでやった途端、なぜか夜は一律1000円、昼は500円の還元となってしまいます。

 

大体ランチって、平均でも1人1000円で食べられるんじゃないでしょうか。

 

1000円だとしても500円の還元は50%です。

 

ちょっと多すぎやしませんか。

 

そして支払った金額の何割とか決められていなく、しかも最低利用料金もないのですから、それこそ私だったら、餃子の王将で、餃子1人前だけ、回転ずしなら1店1皿だけ食べてはしごしたら、食べれば食べるほどもうかってしまいます。

 

ところが実際やってみようかと思い、ネットで調べてみたら、王将も回転ずしも利用可能な店はなく、ぐるなびホットペッパーグルメで見ても、GoToイートキャンペーンの対象の店は、ほとんどが居酒屋か高級店ばかりで、要は飲むことを前提とした店だけで、私がいつも利用するような、牛丼屋やラーメン店といったファーストフード店は1件もありませんでした。

 

やっぱり世の中そんなに甘くはないかと、私も一旦はGoToイートはあきらめかけたところにこのニュースでした。

 

やはり世の中には目ざとい人がいるものです。

 

確かに居酒屋でもこの手があったかと思いましたが、さすがに私はここまでしてポイントをせしめようとは思いません。

 

さすがに居酒屋を夜1名で予約して行って、ドリンクも頼まず、焼き鳥1皿だけ注文して帰るなんて非常識なことは私にはできません。

 

これも昨日の話題とつながってきますが、確かに犯罪ではないので、問題はないという人もいるでしょうが、やはりモラルの問題です。

 

ニュース(ネット記事)によると、ネット予約の場合、店側は、予約1件につき200円の手数料を払わねばならないそうで、しかも1組の客が帰った後は、一定時間は席を開ける決まりになっているそうで、1品だけ食べて帰られたのでは、商売あがったりで、営業妨害だと頭を抱えているそうです。

 

でももちろんやる方もやる方ですが、私はこれはやはり制度に問題ありだと思います。

 

始めは何度でも回数に制限はないとされていましたが、後に1人1日2回まで、1か月で10回までとルールが定められたようです。

 

それでも1000円の10回分で、1か月に1万円も稼がれたのでは、ちょっとやりすぎではないかと思います。

 

だってお金の出どころは我々の払った税金ですから。

 

いくら飲食業者を助けるためとはいえ、これは私もちょっと納得がいきません。

 

もうGoToイートキャンペーンは使わないと決めた私にとっては、ちょっと腑に落ちません。

 

例えば最低利用料金を夜は2000円、昼は1000円にするとか、あるいは一律1000円、500円の還元ではなく、利用料金の25%還元で、最大1000円までにするとか、そういうルール設定にした方がよかったと思います。

 

私が思うベストな案は、後者の一律25%までにするというものです。

 

これがたとえ30%や、GoToトラベルのように50%だったとしても、私はちょっとあげすぎだと思いますが、まだ許せます。

 

とにかく目的は飲食業者を助けることですから、飲食業者の足かせになるような使い方をされるようでは、制度に不備があると言わざるを得ません。

 

GoToトラベルにも私はちょっと疑問です。

 

これもテレビでやっていたことですが、東京都がGoToトラベルの対象に加わったことで、さらに都独自の割引制度で、東京都民が東京都内に宿泊した場合、GoToトラベルとは別に、さらに最大5000円までの割引をすると言っています。

 

これを利用すると、例えば朝食付き1泊8000円のホテルに泊まった場合、GoToトラベルで、35%の2800円引かれて、さらに都の割引で5000円引かれ、自己負担額200円の支払いですが、クーポンが15%もらえると、1200円分なので、実質1000円儲かってしまうというものです。

 

これも同様、いくら観光業者を助けるためとはいえ、旅行して宿泊し、ご飯を食べてお金を一円も使わないどころか儲かってしまうというのは、ちょっと世の中の仕組みとして、間違っているのではないかと私は思います。

 

自分が使わないので、恩恵に預かれないからひがみだろうと言われるかもしれませんが、何度も言うように、財源は税金なのです。

 

一部の人だけが得をして、不公平ではないかと思います。

 

私は別に恩恵に預かれなくても構いませんが、これだけの税金を使って、本当に生活に困っている人や、お金を必要としている人のところに、ちゃんとお金が回っているのだろうかと非常に疑問を覚えます。

 

一部の大手チェーン店や、ネットをうまく利用して、ずる賢く動き回る者たちだけが得をしていると思うと、なんとも気分が落ち着きません。

 

でもこれが世の中というものでしょうか。

 

別にGoToキャンペーンに限ったことではありません。

 

うまく立ち回って得をする人や、もっと言えば、詐欺まがいのことをして大金をせしめる人だっているわけですから。

 

あんまり目くじらを立てても仕方がないことかもしれません。

 

資本主義の社会ですから、お金に関しては不公平で当たり前ということなのかもしれません。

 

でもなんだかなあ。

 

それではまた。