こんにちは、まるぞーです。
今日は成人の日です。
今年はコロナの影響で、各地で成人式が中止になったり、新成人にとってはつらい成人の日となっています。
そこで私も今から約35年前、私が20歳だったころのことを思い出してみました。
まず今の私から、20歳の新成人の私にメッセージを送るとすると、「成人式には行った方がいいよ」です。
私は成人式に出ていません。理由は当時私には地元の友達はおらず、成人式で顔を合わすであろう同級生たちとも、一切交流がなかったので、会うのが非常に嫌だったからです。
そんな状態ですから、もし式に出たところで、そのあと2次会があるわけでもなく、式が終わったらそれで家に帰って終わりでしょうが、それでも無理して行けばよかったなあと今にして思います。
もし行っていたら、成人式なんて出ても出なくても一緒だと思ったかもしれませんが、それは式に出たから言えることで、行かなかった現実の私は、成人式に出ていないことが、一生のコンプレックスとなって残っています。
とにかく成人式は一生に一度きりです。
一生に一度きりのことをやらないと、一生後悔が残ります。今更やり直したいと思っても、もうやることはできませんからね。
たかが成人式ですが、私の心の弱さゆえに、いやな人間関係から逃げたということが残ります。
そうやって逃げて生きてきた人生というものが、すべて私のコンプレックスになっています。
例えば仕事でも、やってダメで辞めたのなら、後悔はそんなにありませんが、最初から逃げてやらなかったら、やっぱりあとで後悔したかもしれません。
あと20歳当時の私はどうだったかというと、大学生でしたが、大学生活は楽しく、友達もたくさんいました。
今から思えば、人生で一番幸せな時期だったと言えます。
当時は将来に対しても明るい展望を持っており、普通に就職して結婚し、幸せな生活を送るものと、何の疑いもなく思っていました。
健康で悪いところもありませんでしたし、50代になってこんなに病気で苦労するとは夢にも思っていませんでした。
おまけに職を失って、ずっと独身のまま、子供もいない、孤独で寂しいおっさんになっていようとは、想像だにしませんでした。
将来のことはもちろん誰にもわかりませんが、もしわかってしまったら、人生辛くて仕方がないでしょうね。
知らぬが仏と言いますが、当時の私は35年後の私の状態を知らなかったからこそ、毎日楽しく、将来は希望に満ち、何の不安も抱かずに生きられたのでしょう。
今はどうかというと、残念ながらこの先将来の、今よりもっと悲惨な状況が想像できてしまいます。
だから人生が辛いのです。
今の状態で、この先の将来に明るい展望を抱くことはできません。
どこでどう間違えたのかはわかりませんが、気がついたら私は坂を転がり落ちるように、人生を辛く苦しいものにしてしまっていました。
もう逆戻りはできません。
でも物は考えようです。
将来のことはやっぱり予測で、想像に過ぎません。
もしかしたら予想に反して私にも幸せな日々が訪れるかもしれません。
ちょっと考えにくいですが、それでも未来はどうなるかわからないですので、楽天的に考えることができれば、それだけで幸せかもしれません。
私はものすごくネガティブになっていますので、もしかしたら実際以上に将来を悲観しすぎているのかもしれません。
少しでもポジティブに考える、ネガティブな考えに陥ったら、そこで思考をストップする、そんなことを心がけてみようかと思います。
例えば私にはこの先働かなくてもやっていけるだけの資産があります。
インデックス投資という、おそらくは減るどころか増えるであろうという投資方法も覚えました。
おかげで経済的には苦労することなく老後を送れそうです。
これだけでもそれがない人からしたら、ものすごく幸せなことかもしれません。
新成人の方々、成人おめでとうございます。希望に満ちた未来が訪れますように。
それではまた。