こんにちは、まるぞーです。
実は最近父のことで、すごく心配なことがあります。
私は父が膀胱癌ではないかと思うのです。
別に医者にそう診断されたわけではありません。
以前にもブログに書いたように、父は断固として医者には行きたがらないので、倒れて以降、いまだに一度も医者には行っていません。
父が医者に行きたがりません - 50代セミリタイアで投資生活2
ではどうして私がそう思うかと言うと、最近こんなことがあったからです。
朝トイレに入ると、床がおしっこで汚れていることがよくあります。
私も二股のせいでよく床を汚しますが、私は汚したら自分で掃除します。
犯人が父なのは明らかです。父は汚しても絶対に自分では掃除しませんので、嫌ですが仕方なく、私がトイレットペーパーで拭いています。
それで最近、いつからかは定かでないですが、濡れた床を拭いたトイレットペーパーをふと見たら、色がややオレンジがかった薄いピンク色なのです。
初めは床が汚れていたのかなあと思っていましたが、その後も毎日のように拭くたびに、トイレットペーパーを見ると、やはり必ず薄いピンク色をしています。
床は綺麗ですし、どうやらこれはおしっこの色に違いないと確信しました。
薄いピンク色というのは、つまりは赤みがかっているということで、これは血尿に違いありません。
父に一度医者に行って尿検査をしてもらえと言うのですが、やはり嫌だと言って、断固として医者には行こうとしません。
母に相談しても前と同じで、もう年なんだから、もし癌だったとしても手術も何もしないで自然にしておくのが一番だとか言っています。
そりゃあ検査した方がいいかもしれないけど、父が嫌だというのだから仕方がない、そう言うのです。
血尿と言っても真っ赤な尿が出ているわけではなく、他にはこれといった症状もないようですから、私の推測では、もし仮に膀胱癌だったとしても、まだ初期の段階だと思います。
だったらなおさら、今検査して発見できれば、治療も簡単で、そのために命を落とすこともないので、直ちに医者に行ってまずは尿検査をすべきだと思います。
前に父が倒れた時にも同じ議論になりましたが、私はできる限りの医療を施して、それでも助からない命だったらそれは仕方ないし、あきらめもつくと思いますが、治療もしないでまだ死ななくてもいいかもしれない命を、自然に病気が進行するのに任せて死んでしまうというのは、どうにも納得がいきません。
父は91歳です。
確かに母の言うように、もう生きていても楽しいこともなく、十分長生きしたのだから、いつ死んでもいいという考えもあるかもしれませんが、私は嫌です。
父本人がいくらもう早く死にたいと言ったって、治療すれば治るかもしれないものを治療を断って死に至るのは、消極的な自殺に等しいと思います。
父にはできるだけ長生きしてもらいたいです。
私は父との関係はずっと良好ではありませんでしたが、それでも弱った父を見ると、哀れで、もっと親孝行しておけばよかったと思います。
そして病気で苦しむ姿を見たくはありません。
もちろんいつかは死ななければなりませんが、出来るだけ長く生きて、最後はやむを得ない形で死んでほしいのです。
しかし現実には父は頑固で絶対に医者には行かないつもりですから、もっと症状が酷くなって、猛烈な痛みでも出て救急車を呼ぶ羽目にでもならないと、検査もできないでしょう。
私も諦めるしかないのかもしれません。
父の人生ですから父の好きなようにすればいいのかなあとも思ったりしますが、でもやはり納得がいきません。
年が年ですから、仮に癌だとしても、進行が遅く、なかなか症状は出てこないでしょう。
91歳なら放置でいいのでしょうかね。でも無理やり医者に連れて行くこともやっぱり私にはできません。
歯がゆいですが、現状はただただ見守るだけです。
それではまた。