こんにちは、まるぞーです。
今日は書くことが思い付かないので、ブログの更新は無しにしようと思っていましたが、ふと思い直して書いてみることにしました。
というのは、セミリタイアブログをいろいろと見ていた時に、ある人のブログで、長期投資について書いてある、素晴らしい記事を発見したからです。
「ふみのぐ」さんのブログで、テーマは、「長期投資とは何年か」というものですが、非常にわかりやすく、図やグラフも自分で作成されていて、私のブログとは全然違う、まさにプロフェッショナルな出来です。
この記事によると、長期投資とは、ずばり15年以上を言うというのが答えです。
その根拠は、S&P500インデックスに投資した場合、過去のデータから見ると、15年投資して、はじめてリターンがマイナスになるケースがなかったということです。
それが非常にわかりやすくグラフで示されていて、この記事を読むとすごくよくわかり納得できるのです。
つまり15年以下では最悪の場合、リターンがプラスにならない場合もあるということです。
もうこれ以上はこちらのブログを読んでもらえればいいので、私がああだこうだ言う必要はありませんが、改めて15年という時間を、私のケースに当てはめて考え直してみました。
私はインデックス投資を始めて4年になりますが、リターンはものすごく増えています。
3000万円投資して1500万円くらい増えていますので、4年間のリターンは50%です。
年率リターン換算では、10%以上になります。
S&P500の平均年率リターンが7%だそうですので、この4年間は本当に絶好調な4年間だったということです。
投資を開始して、このような良い環境で資産を増やすことができた私は、本当に運がよかったと言えます。
運が悪ければ、4年間の投資ではリターンがマイナスになったとしても不思議ではありません。
もしそうだったら、今頃もう投資が嫌になって辞めていたかもしれません。
そうしたらもうセミリタイア生活は破綻してしまいます。
本当に良かったです。
さて、投資期間を15年とすると、これからあと11年投資を継続することになります。
今私は55歳ですから、11年後には66歳になります。
ちょうど年金受給が始まって間もないころです。
65歳からは年金が月に10万円ほどもらえる予定なので、そうなると毎月の生活費はあと5万円ほど上乗せすればよく、家計はかなり楽になります。
ただ今ふと思ったのは、それまでずっと今の投資を続けていて、リターンがどうなっているかということです。
今まで私は相場が好調すぎたために、ちょっと感覚がマヒしてしまい、15年後には資産は当然増えているはずだと、高をくくっていました。
ところが改めて考えてみると、最悪の場合は、15年間でリターンがマイナスにはならないものの、ほとんど元本と同じというケースだって考えられます。
だとすると最悪のケースを想定に入れると、今の資産が増えていない、つまり投資によって年平均4%のリターンがない場合も考えておかないといけません。
そこで改めて、つまりは投資を全くしていなかった時と同じ資産で、この先生活できるのかと問いただしてみると、やはり無職の無収入では、ちょっと厳しいという結果になるのです。
今から11年間で私の生活費は2200万円かかりますから、今の資産から2200万円を切り崩すと、1800万円しか残りません。
それでも1800万円資産が残っていれば、あとは年金がもらえますから、月々5万円を資産から切り崩すとしても、年間60万円、30年で1800万円ですから、96歳までは資産が底をつきません。
計算上は大丈夫となりますが、やはり資産が0に近づくのは不安ではあります。もし100歳まで生きたらどうするのかと言われれば、100歳までは資産が持たない計算になります。
今まで何度もシュミレーションして安心していましたが、実はそのシュミレーションは、年率平均4%で資産が増えるというのを前提にしたものでした。
最悪のケースは想定していませんでした。
最悪のケースというのはそうそうあるものではないと思いますから、そこまで心配することはないとは思いますが、やはりちょっと緊張感をもっていかなければいけないと改めて思いました。
やはり月々の生活費をできるだけ切り詰めて、お金を浮かせることと、あとはやはりわずかでもいいので、働いて労働収入を得るということです。
そして間違っても投資で博打を打って、大損するような真似は、絶対にしてはいけないということです。
あまりに株価が好調なので、わたしはもうFIREでもしたかのような気にちょっとなっていましたが、投資はお金が減ることもある、つまりリスクを伴うものだということを再確認しました。
肝に銘じていきたいと思います。
とにかくそんなわけで、ふみのぐさんのブログ記事は、本当に素晴らしい出来で、私も大いに参考になりました。
それではまた。