50代、完全リタイアで投資生活

50代無職、独身男のリタイア生活。 資産4000万円で投資はインデックス運用です。旧ブログはこちらです。リンクから飛べます。https://maruzokun.hatenablog.com/

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上島竜兵さんの訃報を聞いて

こんにちは、まるぞーです。

 

昨日朝、テレビを見ていたら、上島竜兵さんの訃報の速報がテロップで流れました。

 

思わず目を疑いました。

 

しばらくして番組でも取り上げられ、最初は自宅で見つかった、死因は不明とされていましたが、30分後くらいに、私の見ている日テレの番組、スッキリの中で、自殺だと報じられました。

 

志村けんさんの時もそうでした。スッキリの生放送中に、死去のニュースが速報で流れ、出演者が動揺し、メインキャスターの近藤春奈さんは思わず号泣してしまいました。

 

私は志村けんさんが大好きでしたが、上島竜兵さんも大好きな芸人の一人です。

 

いえ、志村さん亡き後、最も好きな芸人だと言っても過言ではありません。

 

その竜兵さんが、まさか死ぬだなんて。しかも自殺。何の前触れもなく、61歳という若さで、突然にこの世から消えてしまったのです。

 

私は相当なショックを受けました。

 

志村さんの時もそれはものすごいショックでしたが、志村さんの場合は、仕方ないというあきらめの気持ちも、だんだんと芽生えてきました。

 

だって死にたくて死んだわけではありませんから。コロナという病気にかかって、精一杯の治療をしたけれども、かなわず他界されたのです。

 

70歳という歳は今の時代ではまだまだ若いですし、まだ仕事をバリバリやられていて、現役でしたから、それは惜しいですし、悔しいですが、病気ですから仕方ありません。

 

でも上島さんは、自ら死を選んだのです。

 

いったいなぜ、私は今でも全くその疑問が消えません。

 

news.yahoo.co.jp

 

例えば私のような立場なら、つまり病気の悩みを抱えていて、仕事もなければ家庭もない、生きていても仕方のない人間なら、死にたいと思ってもまだわかります。

 

でも上島さんは違うじゃないですか。仕事は順調だし、みんなから慕われていて、奥さんもいる、子供はいないそうですが、夫婦円満だそうです。

 

私がネットで調べた限りにおいては、病気でもなさそうだし、何か悩みを周りに打ち明けていたということも一切ないですし、死ななければいけない理由というものが、全く見つかりません。

 

でも自ら死を選ぶということは相当なことです。コロナ禍のストレスだとか、そんな程度のストレスで人が死を選ぶとはとても思えません。

 

何か大きな深刻な悩みを抱えていたのでしょうか。でもそれをどうして奥さんにも、また仕事仲間にも、誰にも打ち明けずにいたのでしょうか。

 

私だったら、絶対に死ぬ前に誰かに言うと思います。今だったら母親に言います。

 

もし母親がいなくて独りぼっちだったとしても、おそらくブログに書いて、そしてブログでサヨナラを言って死ぬと思います。

 

遺書もないようでしたし、周りから様子がおかしいといった声も全くなかったようです。

 

奥さんにとってみたら、まさに青天の霹靂ですよね。

 

いったいどうして自死しなければならなかったのか、このままではその理由は永遠に謎のまま葬られてしまいそうです。

 

それにしても最近芸能人の自殺が多いですね。それもみんな遺書もなく、死ぬ理由がわからない人ばかりです。

 

渡辺裕之さん、神田沙也加さん、三浦春馬さんなど、皆仕事は順調で、何も死ななければならない理由が見当たりません。

 

はたから見ていたらわからなくても、本人には深刻な悩みがあったのでしょうか。

 

そしてそれは誰にも相談することはできなかったのでしょうか。

 

本当に悔まれます。

 

そして私が思うのは、やっぱり、生きていくって大変な事なんだ、辛いんだということです。

 

売れっ子芸能人で、お金はいっぱいあって、健康なのに、どうして死にたいと思うのか、私には理解できません。

 

身体は健康で、経済的にも恵まれて、仕事は順調で、人間関係はわかりませんが、少なくとも上島さんに至っては、問題はなかったように思えます。

 

まさか志村さんを追って自殺なんて、そんな訳もないでしょう。

 

 

私はただただご冥福をお祈りするしかありませんが、正直喪失感はあります。

 

そして私には自殺するような勇気はありませんので、絶対にできませんが、ますます生きるのが憂鬱で、不謹慎かもしれませんが、死んでしまった人がちょっとうらやましいなと思ってしまうのです。

 

死んでしまえば悩みが消える。もう辛い日々、辛い思いをすることはないんだと思うと、私もそうなりたいと思ってしまうのです。

 

それくらい生きるのは辛いし、これから先ますます辛くなります。

 

上島さんの著書の中にあった言葉で、「世の中のダメな人が見て、くだらないけど面白いと言って、笑ってくれたら、それが最高にうれしい。」と書いているそうですが、まさにそれは私のことで、こんなダメな私でも「生きてていいんだ、生きてるだけできっと誰かの役に立っているんだ」と思えることで、勇気づけられた気がしました。

 

だからそんな私に勇気をくれた上島さんは、もちろん全然ダメな人なんかじゃなくて、多くの人に愛され、そして人に何かを与えることができる素晴らしい人なのに、いったい何が死ぬほどの悩みだったのでしょうか。

 

人の心の闇は深いなと思いました。

 

また一つ余計憂鬱になる出来事が起きてしまいました。

 

でも私は生きるしかありません。それ以外に道はないのです。

 

それではまた。