50代、完全リタイアで投資生活

50代無職、独身男のリタイア生活。 資産4000万円で投資はインデックス運用です。旧ブログはこちらです。リンクから飛べます。https://maruzokun.hatenablog.com/

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58歳医師、貯金5800万円、月収132万円もお金の不安

こんにちは、まるぞーです。

 

世の中、格差が広がっていて、それは高齢になるほど差が大きくなり、十分な老後資金を持っている人と、貯金が全くない人が同じくらいの割合でいて、とにかく日本は格差社会になってきているそうです。

 

年金だけでは老後の生活費が賄えないため、政府も投資をして若いうちから老後資金を確保するように推奨していますが、実態はまだまだ投資している人の割合は決して高くはありません。

 

そして給与所得の面でも、正社員と非正規雇用では雲泥の格差があり、正社員でも大企業に入ったエリートと中小企業では、またまた格差があり、その差は大きくなる一方です。

 

そんな中、医師であり、ものすごい高収入でありながら、子供の教育資金に不安を抱えているという人の記事をネットでみつけましたので、紹介してみます。

 

58歳医師、貯金5850万円。長男が医学部受験に失敗したら、長女の教育資金が続かない……

 

こちらの記事ですが、この方は、58歳の医師で貯金が5800万円もあるにもかかわらず、お金が心配だというのです。

 

からしてみたら、そんなアホなと思ってしまいますが、内容をよく見てみると、どうやら子供二人を医学部に進学させたいらしく、その資金が足りないのではないかというのが心配のようです。

 

確かに独身の私とは事情が違いますが、やはり子供が2人いると教育費っていうのがものすごくかかるんですね。

 

しかも2人とも医学部だと、そんなにかかるんだと驚きました。

 

医師だったらお金の心配なんてないに決まっていると私は思っていましたが、お金持ちにはお金持ちなりのお金の悩みがあるようです。

 

確かにお金はいくらあっても十分とは言えず、高収入でもそれ相応の暮らしで、支出が多いと、お金はいくらあっても足りないようです。

 

この方の家計収支はこのようになります。

 

月収が夫婦合わせてなんと132万円です。これだけで私などは腰を抜かしてしまいそうな金額ですが、支出も月額77万円と、相当に多いです。

 

中でも教育費の20万円というのがやはりすごいですね。私は子供がいなくて本当に良かったと思います。

 

医学部でなくても大学まで行かせると、やはり教育費は大きいです。

 

しかしそれでもなおこの方の収支は黒字です。毎月50万円も貯金ができるではありませんか。

 

それなのになぜ教育資金が不安なのか。

 

長男は国公立大学医学部を目指せる位置にいるらしいのですが、なんといっても難関ですからどうなるかはわかりません。長女のできはいまいちです。2人が国公立医学部合格というのは夢のまた夢でしょう。

長男のテストの成績に親が一喜一憂し、時として長男を罵倒してしまうこともあります。長男が現役で国公立がだめで私立に合格した場合は、旧設医大ならば親心としては行かせたいと思っております。浪人はリスクが高く(私が経験者です)、私自身が精神的にもたないのです。

長男が私立医大に進んだ段階で、長女の医学部の夢はしぼみます。その葛藤で悪夢にうなされたりと、毎日憂鬱です。いったい、いつまで私は働き続けないといけないのだろうか、体力がもつだろうか。私が死んだらこの一家はどうなるんだろうかと毎日が本当につらいです。妻は楽天的で家計簿もつけたことがありません

 

なるほど、医者には医者の悩みがあるのですね。

 

しかしこの方はかなりの心配性です。

 

FPの回答にもあるように、教育資金は足りるので、必要以上の心配は必要ないとのことです。

 

やはり性格でしょう。この方は私と似ていて、かなりの心配性のようです。そうなるといくらお金があっても不安が消えることはなさそうです。

 

私は子供もいない独身ですから、この方とは全く立場が違いますが、これだけ収入が多かったら、また5800万円貯金があったら、もう楽勝だろうと思ってしまいますが、なかなかそうはいかないということがわかって、ちょっとほっとしました。

 

というのも、私も今老後資金がはたして足りるだろうかと、一抹の不安を抱いていますが、もっと少ない貯金でセミリタイアした人もいますし、そもそも資産が4000万円もあるというのは、かなり上位の少数派でしょうから、人から見たら楽勝だろうと羨ましがられるかもしれません。

 

要は支出をいくらに見込むかで、必要な資産額は違ってきます。

 

私は決して贅沢をしているとは思いませんが、上を見たらきりがないですが、下を見たら、まだまだいくらでも下はいるわけで、もっと倹約して支出を抑えて生活することだってできます。

 

私もあまり心配しても仕方がないですし、この方のように、人のことは何で心配する必要があるんだろうかと冷静に見ることができますが、いざ自分のこととなると、なかなか客観的には見られず、つい心配になってしまいます。

 

やはり人は人、他人と比べること自体が愚かなことだと思いました。

 

私は私で、他人と比べて妬んだりせず、自分の計画通りにやっていこうと思いました。

 

この記事から得た教訓は、金持ちにも金持ちなりのお金の悩みはあるということです。

 

子どもがいない独身というのは寂しさもありますが、子どもがいたらいたで、苦労もありますし、悩みもあるということです。

 

私は自分のおかれた境遇に満足して、その中で頑張ろうと思いました。

 

それではまた。