50代、完全リタイアで投資生活

52歳、資産4000万円でセミリタイアした男の今、60代無職、独身男のリタイア生活。 旧ブログはこちらです。リンクから飛べます。https://maruzokun.hatenablog.com/

スポンサーリンク

スポンサーリンク

ビッグモーターの不正に思うこと

こんにちは、まるぞーです。

 

ビッグモーターの不正が明らかになるにつれ、益々報道も過熱化しています。

 

聞けば、以前からそういった怪しいうわさはあったようですが、私は全く知りませんでした。

 

ただ中古車を買おうかなと物色したり、車の売却時に一括見積を頼んだところ、ビッグモーターからの広告もあり、今思えば、全く関わらなくて良かったです。

 

まさかこんな会社だと知っていたら、誰もここに頼もうとは思いませんよね。

 

これでこの会社ももう終わりでしょう。

 

とんだブラック企業でした。

 

ところで今回の一連の報道を受けて、皆さんはどう感じているのでしょうか。

 

私もさすがにここまでのとんでもない不正は、あきれてものが言えないというか、現実にここまでする会社があるんだとびっくりしましたが、私が今まで勤めてきた会社でも、これほどではなくても、多少の不正というか、グレーゾーンならありましたので、今回のニュースを聞いて、全く他人ごととは思えず、私が会社で嫌な思いをした昔の記憶がよみがえってきて、気分が悪くなりました。

 

読者の皆さんは、こんなまるでドラマみたいなとんでもない会社があるんだと、他人事としてとらえている方ばかりでしょうか。

 

それとも多少なりとも、会社組織でそのような汚いものも見てきた経験がおありでしょうか。

 

私は一度だけ、ブラック企業で働いたことがあります。

 

私は非正規雇用でしたので、そこまで辛い思いはしませんでしたが、サービス残業は当たり前で、それを不当だと主張することも私にはできず、泣き寝入りしていましたが、正社員のマネージャーは、私が見ていても気の毒になるくらい大変でした。

 

まだ当時は今のようなオンライン会議などの技術はなく、いつも電話会議で、複数の人とつながって、誰もが話したり、他人の話が聞けるシステムがあって、それで長時間会議をしていましたが、泣きながらやっている姿も何度か見ましたし、それは辛そうでした。

 

やはり営業には厳しいノルマがあって、皆会議で自分の売り上げを報告するのですが、ノルマが達成できていないと、ものすごく叱責され、どうして達成できなかったかを皆の前で言わされて、さらし者にされるそうです。

 

一方売り上げの高かった店舗の人は、1位から順位をつけて表彰され、皆から拍手をもらうそうです。

 

そして最下位何店舗かのマネージャーは、罰として、給与カットもあったでしょうが、それだけでなく、研修と称して、国内の遠方地へ出張に行かされるのです。

 

そこでまた同じようにみんなの前で、自分の売り上げがいかに低く、ノルマが達成できなかった理由を言わされ、一人ずつステージに立たされ、そこでアドバイスと称して、幹部から散々罵倒された挙句、土下座をして謝らされるそうです。

 

こんなの全くのパワハラですよね。

 

そしてそれだから、皆必死でノルマをクリアしようとして、ノルマ達成のためなら手段を選ばず、それこそ法令違反かどうかは微妙ですが、かなりグレーゾーンの、お客さんをだますような倫理的にどうかと思われる営業をしていました。

 

私はそれが見るに堪えず、また私にもそのような営業を手伝えと圧力をかけられましたので、私も渋々やっていましたが、その会社は1年で退職しました。

 

まさに今回のビッグモーターの事件と同じ構図です。

 

マネージャーも入れ替わりが激しく、数年で辞めていく人が多かったですが、皆初めから悪人だったわけでもないでしょうに、どうして人を欺くような、あんな嘘だらけの営業ができるのだろう、良心が痛まないのだろうかと私は不思議に思っていましたが、やはり上からあのような洗脳というか、プレッシャーをかけられると、もう自分の事しか考えられず、客の立場て考えるなどということは出来なくなってしまったのでしょう。

 

私が見ていい人だなあと思っていた人も、人が変わってしまうのは、見ていて辛かったですし、それでもやはり良心がまだ残っている人は辞めていきました。

 

一方出世して幹部クラスになる人は、もうそんなことに気が咎めるような優しさなどなく、全くのふてぶてしい悪人のように私には見えました。

 

私も一度正社員にならないかと誘われましたが、そんな実態を見ていたので断りました。

 

その会社は私が辞めた後、数年で潰れました。

 

社長は脱税で何度か逮捕されたり、パワハラの訴えがあり、何度か裁判もしていたそうですが、それでも全くやり方を変えようとはせず、ずっと自分のワンマンな経営方針を貫き通したようです。

 

これもビッグモーターと共通することですが、その社長も自分一代で立ち上げた会社を大きくしたそうですが、海外にも店舗を出すなど、日本全国にあまりに手を広げすぎたツケが回って、最後は首が回らなくなったようです。

 

こうしてみると、今回のビッグモーターは本当にひどく、弁解の余地なしですが、他にも多少の不正や、倫理に反する営業をやっている会社は、結構たくさんあるのではないかと思います。

 

私が最後に勤めた正社員の会社でも、うつ病になって休職した前後に、やはり上司からかなりグレーな事をしろと命令され、私もはじめはそれはおかしいと言って、抗議したのですが、結局は力関係で負けて、従わざるを得なくなり、それで体調を崩した私を、今度は十分な配慮をして職場復帰を手助けしてくれるどころか、逆にもっとうつ病を酷くして、辞めさせようとしたのです。

 

まさに弱肉強食の戦いでした。

 

正義か悪かではなく、強いか弱いかです。

 

私はまるでアリ、向こうは恐竜でした。勝負は初めからついていました。

 

私は負けて、会社を追い出されることとなったのです。

 

最後の手段は、解雇(名目上は自己都合退職)は不当だとして、法廷で争うという方法もあったのですが、それも結局は力関係で、お金を積んで強力な弁護士をつけた方が勝つそうで、私も専門家に一度相談しましたが、裁判をやっても負ける可能性が高いと言われ、裁判なんて面倒だしお金がかかるし、第一ものすごいストレスなので、結局は円満退社の道を選びました。

 

というか自分からアクションを起こさなければ、向こうがどんどん手続きをして、事実上の首で、退職する流れでしたので、そのままそれに従ったまでです。

 

今はそれでよかったと思いますが、それでも屈辱感と、無力感と、悔しさだけはずっとあります。

 

一生忘れることはなく、私の心の傷となって残るでしょう。

 

でももういいんです。今は人間関係のストレスは何もなく(病気のストレスはありますが)、毎日気楽にのんびりと生活できています。

 

ただ、ビッグモーターの不正のニュースを聞くと、嫌な過去の記憶がよみがえってきて、ちょっと憂鬱な気分になったというだけです。

 

そして何よりも嫌なのは、これが氷山の一角にすぎず、他にもこのような組織がいっぱいあり、サラリーマンがみな心を売って、給料のためなら何でもやってしまうのだとしたら、それは本当に怖いことです。

 

どうかこれを機に、日本の会社も浄化されて行ってほしいものだと思います。

 

そうでないと将来を背負う若者が、みんな働きたくなくなってしまいます。

 

もっと働きやすい社会になってほしいものです。私はもういいですけどね。

 

それではまた。