50代、完全リタイアで投資生活

52歳、資産4000万円でセミリタイアした男の今、60代無職、独身男のリタイア生活。 旧ブログはこちらです。リンクから飛べます。https://maruzokun.hatenablog.com/

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デビアレのアンプを深堀りしてみました

こんにちは、まるぞーです。

 

先日のオーディオフェスタの記事の続きです。

 

私はフェスタで聴いたデビアレというメーカーのアンプの音が恐ろしく良かったので、購入を検討していると書きましたが、デビアレのアンプについてもう少し詳しく書きます。

 

実は以前から私はこのデビアレというメーカーのアンプを知っていまして、それを知ったのは、オーディオ系ユーチューバー、みかささんの動画でした。

 

www.youtube.com

 

みかささんはオーディオシステムのコンパクト化を目指していて、そのためアンプを大掛かりなシステムから、デビアレのアンプに替えていました。

 

それがいざ替えてみたら、今まで聴いた中で最高ともいえる高音質のアンプで、その音質とデビアレのアンプを絶賛していました。

 

ところがみかささんはしばらくして、デビアレに違和感を感じだしたそうです。

 

理由は音が良すぎるからという、私には到底理解できないものですが、詳細はこちらに書かれています。

 

オーディオを片づけ始めたきっかけ。音が良すぎるアンプと、少しの居心地の悪さ|みかささん/Audio House Mikasa

 

この記事によれば、デビアレは今までのオーディオの常識を変える革命的なアンプで、要はオーディオマニアがいろいろと調整する余地がなく、ぽんと置いてつなげて音を出せば最高の音が出てしまい、もうそれ以上することがなくなる、だからつまらないというのです。

 

登山に例えるなら、苦労して自分の足で一歩ずつ登り、途中で落ちそうになったり、トラブルに会ったり、諦めそうになりながらも頑張り続け、そういった苦労の末にやっとのことで登り着いたのが従来の登山だとしたら、デビアレのアンプは、ヘリコプターで頂上まで連れて行ってもらい、頂上でぽんと降ろされるようなものだと私は理解しました。

 

つまりオーディオマニアにとって、オーディオは音をよくするためにあれこれと苦労を重ね、お金と時間を使い、試行錯誤やっていくその過程が楽しいのであって、いい音を手に入れるという目的は同じでも、それを簡単に、予算もそれほどかけずに一瞬にして手にしてしまうのがデビアレのアンプだと思うのです。

 

わかるような気もしますが、私だったらそれで構いません。

 

私はむしろその苦労を苦痛に感じていて、最初から簡単に最高の音が手に入るのなら、絶対にそちらを選びます。

 

私にとってのオーディオは、ただ音楽をより良い音質で楽しむための道具にすぎません。

 

できるなら苦労をしたくありませんし、できるだけお金もかけたくありません。

 

でもみかささんは、高額な機材をとっかえひっかえし、試聴を繰り返し、ケーブルなどのアクセサリーや、電源に気を配り、部屋の建築から始まって、ありとあらゆる音響対策を徹底し、莫大なお金をかけて最高の音質を作り上げてきた人です。

 

それが中古で75万円という、みかささんにとっては非常に低価格で買った、菓子折りほどの軽量で小型の一体型アンプ+ネットワークプレーヤーで最高の音が出てしまうと、オーディオの文化というものをぶち壊されてしまったと感じたようです。

 

ここに書かれているように、みかささんが使っていたデビアレのアンプは、2世代前の、Expert 140proというモデルです。

 

それでも最高の音だというのですから、後継機のExpert 220pro、そして新製品のアストラはもっといい音がするはずです。

 

いえ、正直私は聴いたわけではありませんが、もうここまで来ると、Expert 140proもアストラも大して変わらないのではないかと思います。

 

要は今までのアンプとは設計が全く違うのです。

 

デビアレのアンプについて調べてみましたが、これはもうただのアンプというよりは、AIを搭載したコンピュータです。

 

何しろ、つないだスピーカーを入力すると、そのスピーカーの特性に合わせて、出力の周波数特性を最適に調整してくれたり、つないだレコードプレーヤーのカートリッジを入力すると、また出力を最適化してくれ、部屋の音響特性を内蔵のマイクで録音して、特に狭い部屋で発生する定在波の影響を軽減してくれ、その部屋に合った最適な再生をするように自動で補正をしてくれるそうです。

 

その結果、狭い部屋でも今まで得られなかったタイトな低域が得られたり、鳴らすのが難しい大型スピーカーのウーハーを、圧倒的な駆動力で鳴らしてくれたりするそうです。

 

そしてこんなに小さいアンプなのに、プリ段にはA級動作、パワー段は完全デジタルアンプで、200Wもの大出力を持つというのですから、消費電力も少なく、熱くならず、要は今までアンプは大きくて重たいほどいい音がするという、オーディオの常識を根底から覆してしまうアンプなのです。

 

おまけに内部の配線がなく、DACからスピ-カーの出力端子までの距離が僅か10cmと、機器内での音質劣化や、ノイズが混入する余地がほとんどない設計だそうです。

 

しかし私はこれが不満です。

 

というのは、もしこのデビアレのアンプを導入するとなると、私の大嫌いなコンピュータをオーディオシステムに導入することになってしまうからです。

 

電源スイッチを入れるという事は、アンプという名のコンピューターを起動することであり、各設定はパソコンやタブレットを使い、サイトから設定し、システムのアップデートもあったりするそうです。

 

もちろんデビアレのアンプはネットにつながっています。

 

コンピューターのように時々不具合が出たら、自分では直せないだろうし、時には再起動しなくてはいけないようです。

 

そんなものを購入しても私に使いこなせるかどうか、はなはだ自信がありません。

 

おまけに国産メーカーではなく、フランス製で、まだあまり出回っていない製品で、いざ故障となってもアフターサービスはどうなっているのかてんでわかりません。

 

そんなものを購入し使うというのは、相当な博打です。

 

もしかしたら今までにない最高の音を手に入れられるかもしれませんが、トラブルに会ってものすごいストレスにさらされる可能性は大いにあります。

 

最悪設定のやり方がわからず、音さえ出なかったらどうしようと思うと、金額の問題だけではなく、購入には踏み切れません。

 

実は先日ヤフオクで、1つ前のモデル、Expert 220proが70万円で出品されているのを見つけました。

 

新製品のアストラを270万円で買うことを考えたら、70万円で1つ前のモデルが買えるなんて、ものすごくお買い得で、初めはもう少しで入札しそうになりましたが、そのあとよく調べてみたら、このようにまさしくコンピューターで、ちゃんとアフターサービスをしてくれるオーディオショップで買うならまだしも、ヤフオクで一個人から買って、もし何かあっても、販売者は住所も名前もわかりませんし、買ったあとは何の保証もありませんので、例え70万円という金額でも、購入は止めておこうと踏みとどまりました。(出品者は業者ではなく、一個人でした。)

 

今のままの音で我慢するのが最善とは思いながらも、やはり音質への不満はいっぱいあり、フェスタで聴いたあの素晴らしい音を思い出すと、まだ心は揺れています。

 

それではまた。