こんにちは、まるぞーです。
昨日書いたように、デビアレのアンプは期待はずれでした。
期待が大きかっただけに、そのショックは計り知れず、今、心が空っぽになったような感じです。
なんだか何もかもが虚しく感じます。
それほど私はオーディオに夢中になり、デビアレのアンプを導入することで、理想の音に近づける、素晴らしい高音質でクラシックを聴けるようになると、ワクワクでいっぱいでした。
ところがそれは夢幻でした。
現実は、今までの音の方がずっと良い、聴いていて非常にストレスに感じる音でした。
音質向上を狙って大枚をはたいたのに、結果は音質劣化の改悪でした。
昨日も書きましたが、デビアレの音は、今聴いているジェフロウランドのアンプとは対照的と言ってもよい、真逆の音でした。
最新のテクノロジーを結集して、技術的な特許を100以上も取ったといういわくつきのデジタルアンプですが、その音は、高解像度、透明感、ノイズフロアが極めて低い背景の静けさ、抜群の定位、SAMというスピーカーを認識して最適な鳴らし方をするテクノロジーによる低域の豊かさ、などが長所として挙げられますが、逆に短所はというと、無機的な音、輪郭がはっきりしてハイビジョン的なくっきりだけれど聴き疲れする音、柔らかさはなく硬い音、平面的、音場型というよりは音像型、私の言葉で言えば、デジタル臭い音なのです。
一方私の愛用しているジェフロウランドの組み合わせの音はというと、温かみがあって有機的な音、音像型というよりは音場型、輪郭はやや甘いけれど柔らかい音、空間表現が得意で、音は奥に広がり、濃厚で密度のある音、クラシックのアコースティック楽器を本物のような、生に近い音色で鳴らすアンプです。
デビアレに比べると、解像度や音の鮮度では劣りますが、何より一番の違いは、バイオリンやピアノの音が、デビアレではエレキバイオリンや、電子ピアノのような音になってしまったことです。
オーケストラのふわっと立ち上がる感じや、コンサートホールにいるような空間を包み込む柔らかな空気感が感じられなくなり、音が強く前に出すぎます。
結果、ロックやポップスはむしろデビアレの方がいい音になりましたが、もともと私は今聴いているメインシステムは、クラシックを聴くためのシステムだったので、クラシックがいい音で鳴らないのでは意味がありません。
ジェフロウランドで聴くバイオリンの高域は、得も言われぬほど美しい、官能的ともいえる透き通ってどこまでも伸びる、本当に美しい音でした。
それが全く消えてしまいました。
ピアノの音は、前からネックになっていて、一番の弱点でしたが、低域が出るようになった分、音の輪郭もはっきりし、迫力が増していむしろ良くなった面もありますが、それでもやはり音色は電子ピアノのようで、美しくありません。
まるでケーブルでアンプにつないで、スピーカーから出ている音のようです。(笑)
オーディオだから実際そうなんですが、それでもジェフロウランドで聴くバイオリンの音だけは、コンサートホールで聴いた生演奏の音と、ほぼ同じではないかと思えるほど、生々しい音で、まるでスピーカーのボディーが胴鳴りして、音を響かせているかのように聞こえ、まさに目の前で誰かが弾いているかのような音に聞こえていました。
ですから私はこれはダメだと、すぐにデビアレの音に見切りをつけ、元のシステムに戻しました。
70万円をどぶに捨てることになりました。
ある程度想像はしていましたが、それでもかなり期待していただけに、ショックは大きいです。
なんだか空しいです。
もうオーディオはやめようと、今度こそやめようと、真剣にそう思います。
別にオーディオを辞めるからと言って、音楽を聴かなくなるわけではありません。
今あるシステムをそのまま使い続けて、今まで通り、音楽を聴くだけです。
ただいままでこれだけの情熱を注いでやってきたものを、もうこれで終わりにするというのは、どうにも寂しいものがあります。
でももうこれ以上お金を使うのは、本当に馬鹿らしいです。
戦争の影響で株価もかなり下がってきましたし、私の資産もだいぶ減っています。
70万円って、私にとっては結構な大金です。
メルカリで売りに出すつもりなので、売れれば0にはなりませんが、まあ売れるとしても30万円がいいところじゃないでしょうか。
とにかく私はまた抜け殻のようになってしまいました。
もうこりごりです。
それではまた。

