こんにちは、まるぞーです。
先日資産公開の記事の中で、「それでも日本株を持ってていいんですかね、山崎元先生」と書いたので、その後ネットで検索してみました。
ありました。山崎元先生の答えです。
相変わらず山崎元さんは、日本株:外国株(先進国株)=4:6で投資すべしという持論を一切曲げていません。
私も今まで再三本で読んだのですが、いまいち納得がいかないというか、難しくてよく理解できず、腑に落ちません。
一応山崎元さんの記事から要点を抜き出してみました。
筆者の直接的な回答は、「年金基金などの機関投資家が使っているリスクとリターンの数字から求めたものです」ということになる。
リスクとリターンの数字の一例として、国家公務員共済組合連合会(以下「KKR」)の平成30年度業務概況書から拾った、国の経済前提ケースEを前提にした時の5年間の期待リターンとリスクの数値を見ていただこう。
*国家公務員共済組合連合会「平成30年度業務概況書」を基に筆者作成 拡大画像表示
リスク資産の部分は、外国株式の方が国内株式よりも高いリターンを想定している。従って、普通程度のリスクに対する態度(リスク拒否度)を想定すると、外国株式の比率がやや高くなる。
なお、外国株式と国内株式の相関係数は0.7と想定されているが、最近のデータから計算すると、0.8程度まで上昇しており、「全世界株式」のインデックスファンドのみを買うのと、「外国株式6割+国内株式4割」の比率でインデックスファンドを買うこととの差がかなり小さくなっている(分散効果が乏しくなっている)、ということはいえる。
ただしアンダーラインに示したように、最近は分散効果が低くなっているそうで、世界株に投資した場合との差がそんなになくなってきているとのことです。
だったら世界株でいいんじゃないかとも思いますが、それでも私はよくわからないながら、さすがに日本株4割は多すぎると思い、最近2割に配分を下げました。
さらにこんなことも言っています。
また、日本企業の経営が株主から見て非効率的だという点は、利益の大半を自社株買いや配当に向けて、さらに社債を発行してまで自社株買いを行うような米国企業などと比べてその通りだといえる面がある。コーポレートガバナンス(企業統治)改革の必要性が唱えられることの理由でもある。
しかし、この点は、「日本企業には、ガバナンスを株主向きにするだけで、株価にプラスの効果をもたらすポテンシャルがある」ということと裏腹だ。いわば「ガバナンスリターン」のボーナスがあるかもしれないということが、日本株を持っていてもいいのではないかと筆者が思う理由の一つだ。
これに関しては、正直私にはよくわかりません。
ただ山崎元さんはインチキな評論家ではないと私は信じているので、そこまで先生が言うなら、まあ少しは日本株も多めに持っておこうかといった感じです。
それでも40%持っていたら、今現時点でも利益は少なかったはずですので、いくら山崎先生の言うこととは言え、全部鵜呑みにしないで半信半疑で聞いておくことにします。
結局のところ私も迷いつつ、折衷案で今のアセットアロケーションになっています。
これが私のアセットアロケーションです。
先進国株オンリーや、S&P500オンリーに投資している人も多いと思いますが、私は山崎先生に賭けてみます。
何とかして日本株が上昇して、私の投資の方がリターンが高くなるといいなあと、希望的観測ですが願っています。
ただ仮に日本株の成績が芳しくなくても、20%なら大けがはしないだろうと、どちらに転んでもいいように、いわば守りの投資ではあります。
いずれにせよインデックス投資自体は絶対的に信頼していますので、他の投資法は眼中にありません。
4年間の投資でもよい成果が出ています。この調子でずっと行きたいものです。
それではまた。