こんにちは、まるぞーです。
夏の甲子園が終わり、慶応高校が優勝しました。
普段スポーツはスポーツニュースでしか見ない私ですが、さすがに仙台育英VS慶応の決勝戦は、気になったのでテレビで見ました。
久しぶりに生で甲子園を見たのですが、とにかく応援がすさまじかったですね。
応援はコロナ前はずっとありましたが、ここまでの大声援での応援はちょっと見たことがありませんでしたので、びっくりしました。
そしてスタンドも超満員で、いかに盛り上がっているかがよくわかりました。
さて高校野球もいいですが、やはり私は大谷翔平選手が気になります。
今日は投打の二刀流で出場し、第一打席で44号ホームランを打ったのは良かったですが、投手の方は、2回途中で腕の疲労?から、緊急降板となりました。
今シーズンは投手の途中降板が多く、痙攣も続いたりして、心配でしたが、今回は腕の疲れだということですが、普通痛みでもなければ、疲れで急遽降板することは考えにくいので、非常に心配です。
そもそもチーム内で他の誰よりも多く試合に出ていて、しかも普通ローテーションピッチャーなら、1日投げたら次の登板まで中5日は休みのはずですが、その間ずっと打者として出続けているのですから、まさに2人分働いています。
これで疲れないわけがありません。
大事に至らなければいいがなと、他人事ながら心配です。
さて大谷選手と言えば、今シーズンオフのFAが注目されますが、その時の契約金の金額も話題になっています。
10年で800億とか、1000億なんて数字も飛び出していて、もう天文学的な数字で訳が分かりません。
私だったら、今年もらった40億だけで、死ぬまで左手うちわで遊んで暮らせるので、早期リタイアしたいところですが、もう大谷選手にとってお金はどうでもいいんでしょうね。
ただもし私が大谷さんだったら、ケチで欲が深い私のことですから、少しでもいい条件で次の契約を勝ち取りたいと思うでしょう。
そうすると、800億でも物足りず、敏腕の代理人でも立てて、1000億勝ち取りたくなるかもしれません。
大谷さんはわかりませんが、所詮人間はみな欲が深いので、どれだけ大金をもらっても、さらに欲が出てくるのでしょうね。
ただ今シーズンオフの契約を考えると、今のオオタニサンの体は非常に大事な時で、もしここで選手生命にかかわるような重大な怪我でも見つかったら、一気にその査定額は下がってしまいます。
私なら、今シーズンオフの大型契約を結ぶまでは、大事を取ってここが痛いあそこが痛いと言って、休みを取り、無理をしないようにしたいです。
でもやはりオオタニサンは私のようには考えないようです。
先のことなど考えず、常に全力を尽くして戦っているようです。
全くすごい人です。
私がどう逆立ちしたって叶いっこないのは当たり前ですが、比べるというよりは、むしろ私と対極にある存在として、単に憧れてしまいます。
もう嫉妬の対象になるような次元ではありません。
それがスーパースターというものです。
自分ができないことを、私の代わりにやってくれる、言わば私を代理満足で楽しませてくれる人です。
大谷さんが打ったり、勝ったり、たくさん契約金をもらって私がうれしいのは、私が自分の自我をオオタニサンに投影しているからです。
サラリーマンで歯を食いしばって働いて、ケチケチ節約して、投資を頑張ってもしょぼいお金しかたまりません。
勉強も運動もダメ、特に運動音痴の私は、徒競走や持久走でビリなら取ったことはありますが、一番なんて一度もないですし、どんな分野だって、クラスで一番もなく、この先も一番になるなんてことは一生ありませんから、日本一は愚か、世界一になる人なんて、まさに私から見たら神です。
そういう意味で、私は大谷さんと藤井聡太さんに憧れます。
藤井さんは日本一ですが、事実上世界一なのは間違いありません。
しかも最年少でおそらく8冠も取るでしょう。
将棋の世界でぶっちぎりで一番強く、すべてのタイトルを取ってしまうなんて、彼が見ている景色とは、いったいどんな景色なんでしょうか。
もし生まれ変わって、誰でもいいから好きな人になれるとしたら、私は大谷翔平さんか、藤井聡太さんになりたいです。
もちろんお金の面だけで言えば、圧倒的に大谷さんですが、それでも藤井さんだって億のお金は手にするでしょうし、やはり何と言っても、名声、栄誉、そして達成感など、とにかく半端ないと思います。
私のようないつも負けてばかりで、屈辱と妥協の人生とは比べ物にならない、成功だらけの人生です。
一度でいいから私もそんな成功体験をして、世界最高峰の山の頂から見える景色を見てみたいものです。
もう現実の私がどうあがいても無理なことです。
だから私は、大谷さんや藤井さんを応援して、彼らが勝つと自分のことのようにうれしいのです。
大谷さんの右腕が心配です。どうか大事に至りませんように。
それではまた。