こんにちは、まるぞーです。
シーナ&ロケッツの鮎川誠さんが亡くなったというニュースが入ってきました。
私は特に鮎川誠さんのファンということではありませんが、鮎川さんのことは、私の好きなローリングストーンズを鮎川さんも好きだったということで、ずっと前から知っていました。
そもそも私がローリングストーンズを初めて知ったのは、私が19歳の時で、たまたま読んだ山川健一さんの「みんな19歳だった」というエッセーの中に、やたらとローリングストーンズのことが書いてあったからでした。
山川健一さんもバンドをやっていましたが、本職は小説家で、いわば物書きです。
一方、鮎川誠さんは、ロックミュージシャンとして有名な方で、私は鮎川さんやシーナ&ロケッツの音楽は実は聴いたことがないのですが、ローリングストーンズの関連本に、ストーンズ好きの有名人として、いろんなアーティストがストーンズについて書いている中に、必ず鮎川誠さんが出てきて、ストーンズ愛を熱く語っていましたので、それで鮎川さんを知りました。
鮎川さんは当然のことながら、ローリングストーンズに大きく影響を受けた音楽を作っていたことでしょう。
そしてもう一人、忌野清志郎さんも、ストーンズ好きで、ストーンズの影響を受けたミュージシャンの1人です。
鮎川さんの死因はすい臓がんだそうで、昨年5月にすい臓がんと診断され、余命5か月が宣告されていたそうです。
それでも鮎川さんは音楽活動を辞めることなく、むしろ今まで以上に精力的にライブをこなし、病気のことは一切公表せずに、文字通り生涯現役を貫きました。
鮎川さんの胸中を考えると、さぞ辛かっただろうに、何とも強い人だなあと、ただただ感心するばかりです。
聞けば、シーナさんは鮎川さんの奥さんだそうで、実は奥さんも子宮頸がんで、61歳で亡くなられていたそうです。
最近もたくさんの芸能人の方が癌で他界していますが、改めて癌は怖い病気だなと思いました。
特にすい臓がんは本当に恐ろしく、すい臓がんと診断されて治って元気になった人を私は聞いたことがありません。
すい臓がんは早期発見の検査もなく、見つかった人はまず間違いなく死んでいます。
本当に恐ろしい病気です。
それにしても最近海外も含めて、私が若かったころのヒーローたちが続々と亡くなっています。
ロックミュージシャンも、ジェフベックを始め、多くの方が最近亡くなりました。
みんなそれなりの年なので仕方がないというのもありますが、それでもやはり癌などの病気さえなければ、それこそ本家本元のローリングストーンズは、ミックもキースも79歳と高齢ながら、いまだ現役で、衰え知らずのステージを続けていますから、やっぱり癌は怖いなと思います。
忌野清志郎さんも癌でなくなりましたし、先日はYMOの高橋幸宏さんも亡くなりました。
坂本龍一さんも癌を患っていますし、癌はそれこそ運かもしれませんが、誰にでも訪れる可能性のある試練です。
昭和のスターが次々となくなっていく中、私もいつ癌になるかわからないですし、寿命なんて本当にいつまでなのか、全く予想もできません。
私もいくつか持病を抱えていますが、幸い命にかかわる病気にはまだなっていません。
でもいつ癌になっても不思議ではないですし、誰だって可能性があります。私ももう56歳ですから、いつ癌になってもおかしくはない年齢です。
かといって毎日癌になる不安におびえていても仕方ありませんから、そうなったらその時はその時だと、覚悟を決めるしかありません。
セミリタイアして老後資金の心配をしていますが、癌になったらそんな心配は無用になってしまいます。
やっぱりお金より健康です。
お金は今の資産でいいので、少しでも長く健康でいたいものです。
鮎川さんのご冥福をお祈りいたします。
それではまた。