こんにちは、まるぞーです。
先日、注目記事の中に、「セミリタイア後3年の資産状況」というのが入っていましたので、読み返してみました。
そこで現在はそれからさらに2年経ち、セミリタイア後5年が経過しましたので、2年前の記事に倣って、今度はセミリタイア後5年の今の資産状況を書いてみようと思います。
まずは2年前の振り返りから。
資産状況はこのように、トータルリターンが、ちょうど500万円を超えたところでした。
ただしこの時はSBI証券にも投資をしていて、SBI証券のトータルリターンが400万円ありましたので、両方合わせると900万円のプラスでした。
そして現在のグラフがこちらです。
御覧のように、現在はトータルリターンが倍の1000万円を超えています。
しかしよく見てみると、プラス1000万円までは右肩上がりのほぼ直線で、資産は急激かつ一本調子に上昇していましたが、1000万円を超えた2021年10月からは、グラフのギザギザ、つまり上下の振れ幅はあるものの、今日までずっと横ばいで、上昇トレンドとは言えなくなってしまいました。
結果、現在もプラス1000万円は維持していますが、これは2021年10月の水準と全く変わっていません。
つまり1年4か月前から資産は横ばいで伸び悩んでいます。
それでも減っていないだけましというもので、よく頑張っていると思います。
さて、52歳、資産4000万円でセミリタイアした私ですが、以後労働は本当に少なく、2年前から現在まではさらに減って、時給1000円のバイトを週1でしているだけですから、労働収入は年収15万円ほどにしかなりません。
あとは投資の利回りで暮らしているわけですが、では総資産はどうなったかと言うと、結論から言うと、5年たっていまだ変わらずです。
年間生活費は200万円と決めていて、相変わらずの節制により、なんとか支出は年間200万円以下に抑えられています。
それでもこの5年間で、おおよそ1000万円のお金を生活費として使いました。
さらに大きな出費としては、昨年購入した新車の軽自動車代、140万円がありますが、それを入れると支出は1140万円です。
一方収入はと言うと、労働収入は5年間で75万円ほどですが、コロナの給付金で10万円を2回と5万円を1回もらったので、合わせて25万円になり、労働収入と合わせると、ちょうど100万円になります。
そして投資でのリターンですが、楽天証券分がプラス1000万円ですが、既に売却済みのSBI証券分のリターンが400万円ありますから、5年間での収入は投資の利回りを合わせると1500万円ということになり、収入ー支出=360万円とまたしても黒字で、2年前とほぼ同額となりました。
2年前の記事では、
結果、投資も含めた資産の変化は、この3年間で、+385万円となります。
退職して3年間ほとんど無職だったのに、なんと資産が385万円も増えているのです。
とありますので、この2年間でもほとんど資産を減らすことはなく、5年間で資産は増えるという信じがたい結果となりました。
5年間ほぼ無職で、しかも年間支出200万円と、結構贅沢な暮らしをしながら、資産を全く減らさずに済んだどころか、385万円も増えているのですから、これはやはり出来すぎです。
現在のポートフォリオも、リスク資産3000万円、無リスク資産1000万円となっていますが、3000万円の投資なら、期待リターンが4%だと、毎年120万円の利益が見込まれることになり、平均年120万円のプラスでは、当然赤字ですから、それを思うと昨年こそ足踏みしたものの、この5年間のインデックス投資は、非常に好調だったと言えます。
しかしこの先はどうなるかわかりません。リスク資産3000万円では、年間生活費の200万円を賄うには、年率7%で運用しなければなりませんが、さすがに世界株のリターンが平均で年率7%という訳には行きませんので、どうしても資産の減少は免れ得ません。
それでもセミリタイア後、思ったように労働も出来ず、それでも5年間資産を減らさずにこられたのは本当にラッキーでした。
私は金額的にはFIREではないので、資産を取り崩しながら、なんとか老後を逃げ切る予定でいましたので、今でもそうですが、この調子なら逃げ切れる可能性はより高まったと思います。
65歳からは毎月10万円ほどの年金が入ってきますので、資産の取り崩し額もぐっと減ります。
その時まで投資が好調であれば逃げ切り完了です。
最初はどうなることかと不安だらけの強制セミリタイアでしたが、株価の好調もあり、インデックス投資のおかげで、なんとか先が見えてきた感じです。
これからもこのまま世界株への投資と、節約生活を続けていきます。
それではまた。