50代、完全リタイアで投資生活

50代無職、独身男のリタイア生活。 資産4000万円で投資はインデックス運用です。旧ブログはこちらです。リンクから飛べます。https://maruzokun.hatenablog.com/

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うつ病の人が死を選んでしまうのはなぜか(続)

こんにちは、まるぞーです。

 

最近だんだんと体調が悪くなり、目、鼻、前立腺と、私の持病の症状がすべて酷くなってきました。

 

精神的にもなぜかひどく落ち込み、何をするのも億劫で、いろんなことが不安で、夜もすぐに目が覚めてしまい、熟睡できません。

 

これはまたうつ病の症状がぶり返しているのだと思いますが、やはり父が亡くなったことが相当ショックで、落ち着いてきた今になって、疲れが出てきたというか、気を張っていたのがほっとして、少し暇になったらいろんな事を考えてしまい、うつの症状が出てきたのだと思います。

 

実家で夕飯を食べている時など、母親と二人きりでいると、ふと今まで父がいた場所に父がいないことが、何とも言えず寂しく感じ、改めて喪失感というか、父が亡くなったことが悲しく思えてくるのです。

 

そしてそれ以上に恐怖に感じているのが、次に母が亡くなった時のことを想像してしまい、それを思うとぞっとして、もう生きていく自信がないと思ってしまうことです。

 

父の亡くなる前後のいろいろなことが思い出されて、それを今度は母親に当てはめて考えてしまい、それを想像すると、もう耐えられない絶望感と、恐怖感に襲われます。

 

これはやはりうつの症状なのでしょうか。

 

さて昨日書いた記事ですが、そんな今の私の体調から、今日になって思いついたというか、気づいたことがありますので、昨日の記事に補足する形で書いてみます。

 

うつ病になるとなぜ自殺するかということですが、それは脳が疲れているからだというのが大きいのではないかと思います。

 

ラソンに例えると分かりやすいと思うのですが、うつ病になると、とにかくあれこれと考えすぎてしまい、脳が疲れてしまっています。

 

脳がフルマラソンをしていて、もう限界に近づいていると考えると分かりやすいでしょう。

 

そんな時、脳はもう疲れたから考えるのを止めたいと思うのですが、自律神経がおかしくなり、脳が暴走してしまっていますから、自分の意志ではそれを止めることができません。

 

夜眠れなくなるのは、脳が休んでいないからです。

 

悲鳴をあげた脳は、もう走るのを止めようと思います。疲れすぎてこれ以上走れなくなり、その場でダウン、リタイアです。

 

それが自殺という行為ではないでしょうか。

 

ですから自殺を防ぐには、疲れた脳を「死」以外の方法で休ませてあげればよいのです。

 

自分の意志ではもはや制御不能になっていますから、誰かがサポートしてあげないとダメです。

 

それが仕事を休むことだったり、投薬ということです。

 

仕事を休んでもすぐには脳は休まりませんが、マラソンで言えば、止まらないまでもペースを落としてスローダウンすることですから、時間が経つにつれ、だんだんと脳は回復してきます。

 

私の場合は、我慢せずにすぐに精神科の医者に駆け込んだので、すぐに休職の診断書を書いてもらい、仕事を休むとともに、薬を服用しました。

 

おかげで死なずに済んだのだと思います。

 

とにかく責任感の強い人、まじめな人、人に打ち明けないで自分で抱え込んでしまう人、我慢強い人は、過労死するリスクが高くなります。

 

もしうつ病になったら、あるいは自分でちょっとおかしいと思ったら、迷わず仕事を休み、精神科の敷居をまたぐべきです。

 

それを躊躇してしまう人には、周りが気がついてアドバイスするか、連れて行ってあげるのがいいと思います。

 

とにかく私は大丈夫ですが、でも母親が亡くなったら、本当にもう生きていられなくなるかもしれません。

 

その時誰か私を支えてくれる人がいるでしょうか。

 

やはり自死は私も他人ごとではありません。

 

生きていくって本当に大変です。

 

それではまた。