50代、完全リタイアで投資生活

50代無職、独身男のリタイア生活。 資産4000万円で投資はインデックス運用です。旧ブログはこちらです。リンクから飛べます。https://maruzokun.hatenablog.com/

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老いを受け入れるにはどうすればいいか

こんにちは、まるぞーです。

 

ネットでこんな記事を見つけました。

 

50代は要注意…!年を取るほど「不幸」になる人の思考 『人はどう老いるのか』

 

なんだか読んでいたら、これってまさに私のことじゃないかという内容で、この記事そのままでも私のブログ記事になってしまうのではないかという内容でした。

 

記事から引用して紹介しますと、

 

「腰が痛いんです。三日ほど前から痛くてたまりません」「なんや息をするのがしんどくて」「足がむくんで抜けるようにだるいんです」「目ヤニが出て、耳からも耳だれが出て」「便が硬くて、力むと脳の血管が破れそうで」「オシッコのにおいがきつくて」「夜になかなか寝つけんで、寝たと思うたらお便所に行きとうなって」

四十人ほどの高齢者の苦しみを聞いてまわるのは、かなりのハードワークでした。なにしろ簡単には治らないことばかりなのですから。しかし、これらの訴えは年を取ればある程度予測可能なものばかりです。頭でわかっていても、自分のこととしては受け入れがたいのでしょう。

 

でもこれって、50代の話ではないです。老人デイケアの話ですから、もっとずっと高齢の方たちの話です。

 

でも今の私、すでにこれですから。50代でこれはさすがに辛いです。

 

人はだれでも、年を取れば足が弱るし、手がしびれて、息切れがして、身体が動きにくくなり、眠れなくなったり、尿が出にくくなるのに夜はトイレが近くなったり、お腹が張るのにガスは出ず、出なくていい痰や目ヤニやよだれが出て、膝の痛みに腰の痛み、嚥下機能、消化機能、代謝機能も落ちたりして、身体が弱るものです。そうなるのが自然なのに、それを受け入れるのは簡単ではありません。

 

私はまだ50代ですから、さすがに受け入れるのは辛いですが、70代でも辛いのでしょうか。私が70歳を過ぎていたら、もうとっくに諦めていると思いますが。

 

老いるということは、失うことだとも言われます。体力を失い、能力を失い、美貌を失い、余裕を失い、仕事を失い、出番を失い、地位と役割を失い、居場所を失い、楽しみを失い、生きている意味を失う。

そんな過酷な老いを受け入れ、落ち着いた気持ちですごすためには、相当な心の準備が必要です。

 

まさにそうです。私も相当な心の準備が必要でした。

 

ましてや私が仕事を失ったのは、まだ52歳という若さでしたから、当時は本当に受け入れがたかったです。

 

若いときから優秀だった人は、人生で得たものが多い分、失うつらさにも耐えなければなりません。仕事で高い地位についていた人は、リタイアしてふつうの人になることに抵抗があるでしょうし、頭がいいと言われていた人は、記憶力や計算力が衰え、言いまちがい、勘ちがいなどを指摘されると腹が立ち、逆にショックを受けたり、落ち込んだりします。

もともとさほど優秀でない人は、リタイアしても同じですし、記憶力の衰えなどもたいして気にはなりません。

 

私はもともと優秀ではないので、50代前半で無職になってもまだ何とか受け入れることができたのかもしれません。

 

健康に気をつけて、どこも悪いところがなかった人も、老化現象による不具合には耐えるのがたいへんです。若いときから具合の悪い人のほうが、慣れている分、年を取ればこんなものだと受け入れやすいでしょう。

 

健康についてはまさにそうですね。私は50代にしてもう悪いところだらけですから、この記事にあるような70代にでもなれば、当然体の衰えは受け入れられると思います。

 

私より八歳年長の知人は、高学歴で社会的地位も高い職業に就いていましたが、老いを受け入れることができずに苦しんでいます。七十六歳にもなれば、衰えて当然だと思うのですが、なんとか若いときの状態を維持しようと頑張っています。これまで大きな挫折の経験がなく、逆に努力によって困難を克服してきた成功体験があるので、老いにも努力で立ち向かおうとするのです。当然、心は安らかではありません。「いい加減にあきらめたら」と奥さんに言われても、頑としてあきらめません。あきらめたら終わりだ、敗北主義だと頑張るのです。

 

世の中には年をとっても元気な方がいっぱいいますね。

 

76歳にもなってそんな気持ちでいられるなんて、よほど元気な方だと思います。私から見たら、ただただうらやましいです。

 

毎日、しっかり運動をして、酒、煙草もやらず、夜更かしもせず、栄養のバランスを考えて、刺激物を避け、肥満にも気をつけて、疲れも溜めず、健康診断や人間ドックも欠かさず、ストレスも溜めず、細心の注意で健康に気をつけていても、老化現象は起こります。がんや脳梗塞パーキンソン病、あるいは認知症も、なるときはなります。そのとき冷静に受け止められるでしょうか。あんなに努力したのにと、よけいな嘆きを抱え込んでしまわないでしょうか。

もちろん、努力をすればリスクは下がります。しかし、ゼロにはなりません。そのことをしっかり認識しておかないと、努力しない人以上の苦しみに陥る危険があります。

 

本当におっしゃる通りですね。なんだか今日は、元記事の引用だけの記事になってしまいましたが、つまりはそういうことです。

 

私の言いたいことはすべてここに書かれています。

 

私も大いに共感いたします。

 

でもこの記事を読むと、私のように50代の今から悪いところだらけで、すでに健康を失っているほうが、この先の老化を受け入れやすいのかもしれません。

 

そう考えると、ずっと元気で若さが自慢だった人が年を取ると、私以上に辛いのかもしれません。

 

私はどうして自分ばかりまだ50代のうちから、こんな体になってしまい、なんて残酷なんだと、元気な方がうらやましくて仕方ありませんでしたが、いずれは誰もが老化や病気、そしていつかは死を受け入れなければならないのですから、これも仕方がないことなのだと、あきらめるしかないと思うようになってきました。

 

とにかく人生は一度きり、そして今が人生で一番若い日ですから、悔いのないように1日1日を大切に生きたいと思います。

 

そして病気は定期検査をしっかりやって、早期発見、早期治療を心がけたいと思います。

 

それではまた。