こんにちは、まるぞーです。
今度は八代亜紀さんの訃報です。
なんでも昨年の12月30日にすでに亡くなっていたそうですから、厳密には昨年お亡くなりになったミュージシャンの一人と言えます。
昨年は本当にミュージシャンがたくさん亡くなりました。
男性の方が圧倒的に多く、70代が多かったです。
八代亜紀さんは女性ですが、それでも昭和の大スターです。
また一人、昭和のミュージシャンが亡くなったかと思うと、すごく寂しい気持ちでいっぱいです。
それもそのはず、私は昭和41年生まれですが、青春時代に歌謡曲からやがてはロックへと移行した私の音楽の趣味も、みんな昭和時代です。
とにかく私の青春時代は昭和で、そのころのスターたちが、みんな次から次へと亡くなって行きます。
私は、昭和、平成、令和と、3つの時代を生きてきましたが、その3つは大きく違った時代として認識しています。
それもそのはず、私が大学を卒業して新入社員となったのが23歳の時で、まさに昭和が終わり平成が始まったその時でした。
そして令和に変わると同時に私は仕事を首になり、セミリタイアしましたから、3つの時代で私の生活は大きく違い、昭和はまさに私の青春時代と言ってもよく、当時の私はずっと学生でした。
恋もしたし、ただし全部失恋でしたが、それでもいい思い出です。
当時流行っていた曲を聴くと、今でもそのころの記憶が蘇ってきます。
そして平成はただひたすら激務に耐え、働きづめの時代でした。
仕事が忙しすぎて、全然遊んでいませんし、テレビもあまり見なくなり、当時どんな音楽が流行っていたかもあまり知りません。
やがて私はジャズに目覚め、一方では猛烈なローリングストーンズマニアになり、音楽と言えばローリングストーンズ9割にジャズ1割といった時代が続き、流行歌は聴かなくなりました。
やがてオーディオに凝るようになり、今度はクラシック音楽に目覚めました。
高級オーディオで聴くと、クラシックが全く別物のクオリティーで聞こえ、音楽を聴くというよりは音を聴いていたような気がします。
そして今日に至っているのですが、平成が終わり令和になると、私の人生も一転し、仕事を辞めて無職になりました。
ですから、青春時代の昭和、社畜時代の平成、そして悠々自適な令和と、時代ごとに私の人生は激変しています。
なので私の青春時代の良い思い出は、全部昭和で、やはり昭和のヒット曲が断然思い入れも深いのです。
そんな昭和のスターたちが、1人、また1人とこの世を去っていくのは、なんだか私の青春の思い出が、1つ、また1つと、どんどん消えていくようで、本当に寂しく思います。
そして私もますますこの先がそう長くはなく、いずれは私の順番が回ってくるのだと、自分の死を想像せずにはいられません。
八代亜紀さんは特に好きだったということはなく、昔は私は演歌だけは受けつけず、嫌っていましたから、当然演歌のレコードも1枚も持っていませんが、八代亜紀さんは当時全盛期でヒット曲を連発していたので、ベスト10にも出演し、レコード大賞や紅白など、テレビを見ていれば、否が応でも目にしていました。
その後もよくバラエティーにも出ていて、初めは怖そうなイメージでしたが、気さくで面白く、だんだんとその人柄に惹かれるようになりました。
73歳はまだ若いですね。特に女性ですから、まだ平均寿命より10歳以上も若いです。
寿命だけは自分の力ではどうすることもできませんから仕方がないとはいえ、やっぱり悔しいというか、人間の力の及ばないところに虚しさを感じます。
とにかく八代亜紀さんのご冥福を、心よりお祈りいたします。
それではまた。