50代、完全リタイアで投資生活

50代無職、独身男のリタイア生活。 資産4000万円で投資はインデックス運用です。旧ブログはこちらです。リンクから飛べます。https://maruzokun.hatenablog.com/

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普通であることの幸せ

こんにちは、まるぞーです。

 

お正月番組の「芸能人格付けチェック」を見ました。

 

またしてもあのGACKTが個人全問正解でしたが、相方のDAIGO が全問不正解だったせいで、最後に「映る価値なし」で消えてしまいましたが、それにしても相変わらずGACKTはすごいなと思いました。

 

中でもびっくりしたのは、ミシュラン1つ星の高級中華のチャーハンと、街中華のチャーハン、そして「絶対あかんやつ」は、なんとあの浜田雅功が作ったチャーハンで、海鮮の具材も「ほぼシリーズ」、つまりほぼカニ、ほぼホタテ、ほぼエビといった、実質かまぼこで作られたチャーハンでした。

 

ところがGACKTは、25年間も米を全く食べていないそうで、コメが食べられないと訴えたところ、なら米1粒でいいということで、コメをたったの2粒ずつ食べただけで、見事ミシュランのチャーハンを当てて見せたことです。

 

他の出演者たちは、ほぼ全員が浜田雅功の作ったチャーハンをミシュランのものだと思い選んでいましたが、つまりはそれが一番おいしかったといいうことで、私が考えるに、おいしかった理由はかまぼこの方が高級なカニやエビやホタテより出汁が効いてておいしいということだと思います。

 

あともしかしたら、ミシュランのチャーハンは味付けが薄味だったのかもしれません。

 

そこで私は思ったのですが、GACKTのようなすべての問題に対していわゆる違いが分かる人間、おそらく全人間の0.1%もいないと思いますが、そんな人よりも、普通の人、つまり、ミシュラン1つ星のレストランの味と街中華の味の違いが判らない人の方が幸せなのではないかということです。

 

だってあの番組でも、GACKTにはすべての違いが判るのですが、それ以外の人は100万円のワインと5000円のワインの違いも、20億円のストラディバリウスと100万円のバイオリンの音の違いも判らないのですから、つまりはどちらでもいい、そうなると100万円のワインもストラディバリウスもミシュランの1つ星レストランもいらない、存在価値がないということです。

 

ほとんどの人が五分五分の正解率ということは、つまりは当てずっぽうの勘ですから、味の違いや音の違いはないに等しく、どちらも同じなら、安いほうがいいに決まっていますからね。

 

私もテレビを見ながら、自分でも予想してみましたが、ワインや食べ物などは当然食べていないのでわかりませんが、ダンスや演奏、そして楽器の音色もまったくはずれでした。

 

私は一応オーディオが趣味で、普段クラシックを聴いていますから、もしかしたら楽器やオーケストラの良し悪しはわかるのではないかと思っていましたが、全くわかりませんでした。

 

所詮はテレビのスピーカーの音で、生の音を聴いているわけではないので、仕方ないかとも思いましたが、プロの演奏とアマチュアの演奏も外れましたし、要は私も普通の人というわけです。

 

でも普通の人で良かったです。

 

だって、違いが判らないんだから、100万円のワインも必要ないし、ミシュラン1つ星の銀座のすし店の寿司を食べなくたって、くら寿司でも同じ味なのだから、お金がかかりません。

 

GACKTさんのように違いが分かってしまったら、安いものでは満足できなくなるでしょう。

 

そう考えると、私が趣味でやっているオーディオも同じかもしれません。

 

方や総額1億円のシステムもあり、私はそんな高級機の音は聴いたことがありませんが、先日の大商談会で聴いたLINNの680万円のネットワークプレーヤーの音だって、もし目隠ししてブラインドテストで私の自宅のシステムの音と聴き比べたら、もしかしたら違いが判らないかもしれません。

 

私は自分の耳で聴いて、確かに圧倒的なクオリティーの差があったので、自分の耳を信じますが、YouTube動画を見ると、アンプに音の違いはないと言って、数百万円の高級アンプと9800円のデジタルアンプの聴き比べをすると、アンプを目で見た上でのテストでは、ほとんどの人が数百万円のアンプの方が音がいいと言いますが、ブラインドテストでは逆に、ほとんどの人がデジタルアンプの方が音がいいと答えたとか、電源ケーブルでも測定の結果、音の周波数特性に何の変化もないので、科学的な実証実験の結果、ケーブルの違いによる音の変化はないと断言して、アンプもケーブルも選ぶポイントはすべて見た目だと言い、見た目がゴージャスで高級感のあるものを選びなさい、そうすると音が良く聞こえますなどと、とんでもない皮肉を言っている動画があり、それを見て私も半信半疑だったのですが、先日の大商談会でもケーブル交換による音の聴き比べを実演していて、私はこの耳ではっきりと音の違いを確認しましたし、自宅のシステムでも、ケーブル交換による音の変化は明らかにありましたので、科学的に理由は説明できないとしても、私はアンプやケーブルの音の違いはあると断言できると信じています。

 

それでも中には、高級オーディオと安物のオーディオでも音の違いは分からないという人もいて、むしろそちらの方が大多数かもしれませんし、もし違いを感じたとしても、わずかの差であったなら、そこに何百万円も払うのは、本当にバカらしいことなのかもしれません。

 

5000円のワインどころか、普段私が飲んでいるのは500円のワインですから、昔働いていたころにたまに飲んだ5000円のワインは私にとっては高級ワインです。

 

正直、100万円のワインなど私には必要ないし、別に飲んでみたいとも思いません。

 

数十万円のオーディオシステムでも普通に音楽は楽しめるでしょうから、何百万円、何千万円もするオーディオ機器なんて、全く必要ないのかもしれません。

 

GACKTは正月の格付けチェックの時期が近付くと憂鬱だし、今回の収録でも、「また禿げる」と言っていましたから、相当なストレスなんだと思います。

 

むしろ違いの判らない普通の人の方が、はるかに幸せではないでしょうか。

 

実は今日も私は昼から500円のチリ産の赤ワインを飲みました。

 

飲みすぎてちょっと頭が痛くて気持ちが悪くなりましたが、飲んでいるときはとてもおいしくて幸せな気分でした。

 

私には100万円のワインなんていりません。

 

でもオーディオだけは、どうしても同じようには考えられません。

 

先日の大商談会で試聴して、音の良かったゾノトーンの高級電源ケーブル、1本7万円のを2本買おうかと考えています。

 

まだまだいい音への追及は終わることがありません。

 

趣味だから仕方がないと自分には言い聞かせているんですけど、普通の人から見たら、到底理解できないでしょうね。

 

それではまた。