50代、完全リタイアで投資生活

50代無職、独身男のリタイア生活。 資産4000万円で投資はインデックス運用です。旧ブログはこちらです。リンクから飛べます。https://maruzokun.hatenablog.com/

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CDプレーヤーを買ってしまいました

こんにちは、まるぞーです。

 

またしても読者の皆様には全く関心がなく、どうでもいい話です。

 

オーディオです。

 

実はあれからもまだいろいろやっていまして、と言うのもいったんいい音が出たので、すべて解決かと思われたのですが、毎日聴いているとやはり気に入らないところが出てきて、何とかならないものかとあれこれ考えてしまうのです。

 

そもそも私の場合、CDプレーヤーも2台使っていて、おまけに1台はディスク再生とNASでの再生ができるので、同じ音源で聴き比べをしてしまうのがいけないのです。

 

1つのシステムしかなければ、毎回それで音楽を聴くしかないので、他の音と比べようがなく、まあこんなものかと納得できるのかもしれませんが、私の場合はアキュフェーズとマランツを聴き比べして、安いマランツのCDプレーヤーの方が音がいい時があると、「これはいかん、どげんかせんといかん」とまたじっとしていられなくなるのでした。

 

そこで今回、なんとまたしてもヤフーオークションで、マランツのSA12というCDプレーヤーを中古で買ってしまいました。

 

 

値段は16万円です。

 

今使っているマランツのSA14よりもだいぶ後の製品で、USB入力もついていますので、これならNASをつなげてのネットワーク再生もできるのではと思い、あとはネットで口コミなどを見ると、このSA12の音質が素晴らしいという意見が多くみられ、これならもしかしたら、アキュフェーズよりいい音がするのではないかと思ってしまいました。

 

というのもアキュフェーズの音は、どうしても弱音部が弱く聞こえるという不満点があり、それがどうしても気になって嫌なのです。

 

それで購入したマランツのSA12を今まで使っていたSA14と入れ替えてつないで聴いてみました。

 

ところが出てきた音は、とんでもなくクオリティーの低い音でした。

 

言っちゃあ悪いですが、まるでおもちゃかと思うほど、薄っぺらく音色も美しくなく、昔使っていたミニコンポの音とまでは言いませんが、ミニコンポの音を思い出させるくらいに、安っぽい音でした。

 

ガタイはデカくて重たく、見た目は高級感たっぷりですが、そこから出てくる音は、なんとも安っぽい貧弱な音でした。

 

SA12にはデジタルフィルターで、24通りの組み合わせで音質を変えられる機能があり、それで自分の好みの音に追い込めるとありましたが、少しいじって試してみましたが、確かにわずかに音は変わるような気がするものの、所詮は気がする程度の差でしかなく、そもそも元の音質が格段にグレードが低いので、フィルターでどうのこうのの問題ではありませんでした。

 

だいたいが、フィルターで音をいじれること自体が、なんだかまるでミニコンポのようで、どうにも安っぽく、ますます私はこのCDプレーヤーが嫌いになりました。

 

おまけにUSB接続で、NASをつないでみたものの認識されず、調べてみたら、どうやらサウンドジェニックはこのマランツのSA12では使えないようでした。

 

エージングが進めば音が良くなるかもと思い、2日間寝かせてみましたが、今日試聴したところ、やっぱりダメダメな音でした。

 

これはもうだめだと諦めて、今まで使っていたSA14につなぎ変えました。

 

それでSA14で聴いてみると、全く別次元の素晴らしい音でした。

 

定価ではSA12が30万円、SA14は、20年前の価格で27万円ですから、ほぼ同格、物価を考えれば20年前の27万円の方が高いですが、この20年間のテクノロジーの進歩を考えると、SA12の方がいい音がするものと考えていました。

 

ところが実際聴いてみると、雲泥の差でした。

 

結局総合力では70万円のアキュフェーズの音が一番クオリティーが高いのですが、弱音部が弱く聞こえるという欠点がなく、さらには高域の伸びやかさと透明感のある美しい響きは、マランツSA14の方が優れていて、音楽を聴いて気持ちのいいのはむしろマランツSA14の方なのです。

 

もちろんマランツSA14は現役続行です。

 

しばらくは今のまま、マランツとアキュフェーズを併用して、両方を適宜使っていくことにします。

 

また無駄金を使ってしまいました。16万円は勉強代と思うことにしますが、しかし高い出費でした。

 

今回の勉強でわかったことは、アキュフェーズのCDプレーヤーがダメと言うよりは、マランツSA14が良すぎるということです。

 

20年も前の製品で、しかも定価が27万円のCDプレーヤーがこんなにいい音がするなんて、ちょっと驚きです。

 

今聞いても倍以上の値段のアキュフェーズと比べても、聴き劣りするどころか、高域の官能的ともいえる美しい響きは、何ものにも代えがたいものです。

 

まさに名機と言ってもいいでしょう。

 

私は今までこんなにいい音で聴いていたのかと、あらためて実感しました。

 

もうネットワーク再生にこだわる必要もありませんし、値段が上のプレーヤーに負けることが許せないという気持ちも捨てたいと思います。

 

安かろうがディスク再生だろうが、それでいい音が聴けるならそれでいいじゃないですか。

 

ということで、SA12はほんの2日使っただけで、部屋の飾り、見て楽しむだけの置物になりました。

 

こんなもの見ていても別に面白くもありませんから、そのうちメルカリかヤフオクで売ろうかと思います。

 

ただし購入価格より高い値段で売るのは難しそうですから、結局は手間暇かけて損をしたことになります。

 

すべては勉強代? もう勉強はこれ以上はいいでしょう。

 

今度こそ、これにてオーディオは完全に卒業します。

 

本当にできるでしょうか。

 

それではまた。