50代、完全リタイアで投資生活

50代無職、独身男のリタイア生活。 資産5000万円で投資はインデックス運用です。旧ブログはこちらです。リンクから飛べます。https://maruzokun.hatenablog.com/

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人間は人と比べてしまう生き物です

こんにちは、まるぞーです。

 

大坂なおみさんがうつ病だったとは、聞いて驚きました。

 

全仏オープンの棄権と、SNSでの発言は、賛否両論あるでしょうが、私はどちらでもないというか、ただ私は彼女のように自分の意見をはっきりと言えるタイプではないので、彼女の勇気というか、意思表示できることがうらやましく思えるだけです。

 

同じうつ病でもこれは性格の違いでしょうか。私だったら、もしそう思っても、言ったら反発されそうなことは絶対に言えません。

 

いくら記者会見が嫌だと思っても、我慢する以外の選択肢はありません。

 

その点大坂さんは、勇気があるし、偉いなあと思います。

 

ただ全仏オープンを棄権するのは、ファンからすると残念ですけどね。

 

さて話は変わりますが、1か月働いて、今の仕事での初月給をもらいました。

 

交通費込みで37000円でした。引かれる金額は0円で、37000円全額が振り込まれました。

 

しかしやっぱり安いですね。1か月頑張って働いた見返りがこれかと思うと、ちょっと悲しくなります。

 

人間、人と比べてはいけないとよく言われますが、私はどうしても自分を人と比べたがる傾向があり、つい誰かと比べてしまいます。

 

ブログ村で50代セミリタイア生活のブログをいくつか覗いてみましたが、私より圧倒的に資産が多い人が多いようです。

 

もっと若いセミリタイアブロガーさんだと、私より少ない金額や、同じくらいの人も結構いるのですが、やはり50代ともなると、当たり前と言えば当たり前ですが、かなりの資産を持っている余裕セミリタイアが多いように思います。

 

大企業で50代ともなると、役職についていて、給料も相当もらっているようです。

 

そういう人が50代で早期退職すると、やはり私とは全然違う財政事情のようです。

 

誰とは言いませんが、とあるセミリタイアブログで、50代でセミリタイアして、今までいた会社で週2日だけバイトしていますと書いてあったので、バイトでいくらくらいもらっているのだろうと興味を持って見てみたら、なんと50万円ももらっていました。

 

桁が違うんじゃないかと目を疑いましたが、間違いではありませんでした。

 

たったの週2日、1か月10日で50万円って何なんでしょうか。私の10倍以上です。

 

それに私が会社を辞める前の正社員の給料だって、月50万円もありませんでしたから、いったいこの人は正社員の時はいくらもらっていたのでしょうか。

 

資産額も当然私とは次元が違い、ブログによると、現在の資産額が、1億2000万円だそうです。

 

こういう富裕層の人がするセミリタイアこそが、まさにFIREと呼ぶべきものなんでしょう。

 

一方私の場合は、完全に貧乏セミリタイアです。

 

この人とはまた別の人ですが、ブログを見ると別荘を持っていて、愛車のポルシェで、週末別荘へ行って過ごすそうです。

 

これもやはり50代セミリタイアブロガーさんです。

 

どうも50代でセミリタイアする人は、こういった富裕層が多いようです。

 

なんとも羨ましい限りです。

 

めちゃくちゃ嫉妬します。

 

ではどうして50代では、私のようにぎりぎりの試算でセミリタイアする人が少ないのでしょうか。

 

おそらくいないのではなく、いるにはいるんでしょうが、そういう人は目立たないので私の目に留まらないか、あるいはブログをやっている人が少ないのかもしれません。

 

それでもやはり富裕層が多いとしたら、そこにはそれなりの理由があるのだと思います。

 

私が推測するに、若い人と違って50代ともなると、それまで仕事をしてきた人は、富裕層と貧困層または中間層に分かれ、その格差が大きいのではないかと思います。

 

当然仕事や会社によって給料が違いますから、50代ともなれば、大きな格差が生じています。

 

それで富裕層の人で早く仕事を辞めたい人は、まさに優雅な悠々自適生活に踏み切れますが、貧困層はもちろん、中間層の人たちも、家族があればもちろん、独り身でもなかなかセミリタイアに踏み切るには勇気がいるので、セミリタイアしたくてもできないのだと思います。

 

もともと仕事を辞めたいと思っていた独身の人なら、もっと早くに辞めていたでしょうし、50まで働いても家計が苦しければ、そこで仕事を辞めてしまうと生活ができなくなってしまうのではないでしょうか。

 

普通の人は50まで働いたら、もうひと頑張り、定年まで我慢して働くと思います。

 

それを給料の一番高い50代半ばで辞めてしまうのはもったいない、それでもあえて自由な時間を得るために早期退職と言う道を選ぶ人は、相当に経済的に恵まれている人なのではないでしょうか。

 

ですから私は例外であり、少数派の中の少数派ではないかと思います。

 

私も元々50代で仕事を辞めようとは思ってもいませんでした。

 

仕事が辛いのはやまやまでしたが、体を壊し、うつ病を患い、それでも休職して治ったらまた復職するつもりでした。

 

何度も書いていますが、私がセミリタイアしたのは自分の意思ではなく、医者が治ったと言っているのに、復職を認めず、首にした会社のせいなのです。

 

ですから私の場合は不本意セミリタイアです。

 

たまたま何とかこの先やっていけそうなだけの貯金があり、それをインデックス投資で運用すればやっていける目途が立ったから良かったものの、もし貯金がなかったら、完全に路頭に迷うところでした。

 

ただ運がよかったというだけです。

 

だからどうしても人と比べてしまい、私より多い金額でセミリタイアしている人を見ると、羨ましくて仕方なく、そういう人のブログは、初めは親近感を持って見てみたものの、資産が1億もあると知るとすぐに興味を失い、もう見るのを辞めてしまいます。

 

逆に私より資産が少ないセミリタイアブログを見つけると、1か月どうやってやりくりしているかなど大いに参考になり、また私の方が資産額が多いと大いに安心して、不安が和らぐのです。

 

いやらしい性格かもしれませんが、それでも私は、人間って人と比べずにはいられない生き物だと思っています。

 

だってスポーツってみんなそうでしょう?

 

人と比べてタイムが早いか遅いか、人より遠くに飛ばすか、重いものが持ち上げられるか、すべてが競い合いでしょう?

 

ただ単に重いものが持てたぞって自己満足しても、面白くも何ともありません。

 

以前競争がいけないと言って、幼稚園だか小学校で、徒競走の順位をつけないというのがありましたが、もしオリンピックで、金銀銅のメダルもなくし、全員に金メダルだなんてことになったら、面白くもなんともないでしょう。

 

やっぱり人間は、人と比べる生き物なんですよ。

 

ですから私も、自分より上の人と比べると気が滅入ってしまうので、下の人と比べていい気分になった方がいいでしょう。

 

これからも自分と同じくらいか、自分より少ない資産でセミリタイアしている人のブログを見て、これでいいんだと安心してセミリタイア生活を送っていきます。

 

大坂なおみさんは比べる相手ではありません。年間60億円も稼いでいる人ですからね。

 

逆にここまでくると嫉妬も起きませんけどね。全く別世界の人ですから。

 

だから大坂なおみさんはどうでもいいです。

 

それではまた。