50代、完全リタイアで投資生活

50代無職、独身男のリタイア生活。 資産4000万円で投資はインデックス運用です。旧ブログはこちらです。リンクから飛べます。https://maruzokun.hatenablog.com/

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ダイヤモンドZAI12月号を読みました

こんにちは、まるぞーです。

 

今日も図書館へ行きました。

 

今日読んだ本はこれです。「ダイヤモンドZAI 12月号」

 

またしてもFIREの特集でした。

 

全くこの所、猫も杓子もFIRE、FIREと、FIREブームが止まりません。

 

いったいどうしてこんなにブームになるんでしょうか。

 

実際本当にFIREする人なんて、ごく一部の少数派のはずです。

 

それがこのように雑誌で大々的に特集されて、興味を持って読む読者がどれほどいるというのでしょうか。

 

大体想像はつきますが、ほとんどの人は他人事、「へ~、そんな人もいるんだ」あるいは「い~な~。俺だって会社辞めたいけどそんなの無理だよなあ」と、あこがれはあるものの、全く現実的には考えていない人、そういう人が大多数なんじゃないでしょうか。

 

多くの人はその経済的自立を羨ましく思っても、本当に仕事を辞めたいと思っている人はそのうちの何割か、やはり少数派だと思います。(転職はFIREではありません。)

 

ですからよく、あんまりFIREが流行ると、仕事を辞める人が続出して、労働人口が減ってしまうから困るなどと、危惧している人がいますが、私はそんなのは心配に及ばないと思います。

 

いくらマスコミが煽り立てたって、みんなそんな馬鹿じゃないですよ。本当に仕事を辞めたい人は、FIREが流行っていようと無かろうと、いつだって辞めていきますよ。

 

まさかブームに乗せられて会社辞めちゃって、後で後悔するなんて人はいても取るに足らない数でしょう。

 

とにかく私はFIREなんて言葉を知らないうちからセミリタイアしましたし、セミリタイアという言葉だって、すでにうつ病で休職して、退職もやむなしとなってからたまたまネットで知った次第です。

 

ですからFIREなんて言葉は自分から使ったこともないですし、今でも実際FIREではないので、セミリタイアという言葉の方がしっくりきます。

 

今回の雑誌にもいろんなパターンのFIRE(セミリタイア)の実例が紹介されていますが、資産で言うと、下は3000万円から上は5億まで幅広く、やはり私が参考になるのは当然下の、3000万円から5000万円の人たちです。

 

FIREはアメリカ発の言葉ですが、アメリカでのイメージは30代とか40代の若さで億の財産を築き、遊んで暮らす悠々自適なイメージです。

 

日本で今流行っているFIREは幅広く、そういった億万長者の悠々自適なものから、貧乏セミリタイアまで様々です。

 

ちなみに完全に働かないのではなく、バイトや副業で収入を得ながら生活するものをサイドFIREと言うそうで、セミリタイアと定義は同じようです。

 

私の場合もまさにこのサイドFIRE=セミリタイアなわけですが、やはり雑誌に出てくる方たちとはちょっと違うなと思いました。

 

何が違うかといううと、ここに出てくる人たちに共通するのは、皆FIREの目的が、自由を手に入れるためだということです。

 

億万長者のFIREはもちろん、サイドFIREにしたって、お金が十分でないから仕方なく働くのであって、もし十分な資産があるならみんな完全リタイアしたいと思っているのです。

 

つまりみんな仕事が嫌いで仕事をしたくないのです。仕事に縛られない自由な時間が欲しいのです。

 

私の場合はやはりちょっと違います。

 

確かに仕事が嫌いなのはそうですが、仕事そのものが嫌いなわけではなく、仕事にまつわる人間関係が嫌なのです。

 

ですから仕事を辞めたいのではなく、嫌な人間関係を断ち切りたい、そのためにその職場を辞めたかっただけなのです。

 

ただ現実は50を過ぎて正社員を辞めてしまうと、何の技術もない私には再就職は至難の業で、バイトぐらいしか仕事はありません。

 

そのバイトもやはりまた人間関係でつまずいてしまい、何度職場を変わってもまた嫌な人に出会ってしまうのでした。

 

もうこれは私の運命、つまり私の性格に問題があるので、どこへ行っても嫌な人はいて、私はその人たちとうまくやっていける技を持ち合わせていないのだから、どこへ行ってもダメだというのが、今のところの結論です。

 

ただ不幸中の幸いだったのは、たまたま出会ったインデックス投資という投資法がうまくいって、資産を大きく増やすことができたことです。

 

これでもう完全に仕事を辞めてしまっても、65歳から年金がもらえることを考慮すると、何とか逃げ切れるだけの資産ができました。

 

つまり年間4%ずつの切り崩しなら、資産を減らすことなく利回りだけで生活できるFIREではありませんが、今ある資産の切り崩しで、一生働かなくても食べていけるだけの資産は獲得できたという訳です。

 

ですからこれで私が完全リタイアとなっても、これはFIREではないと私は定義しています。

 

まあ言葉の定義はどうでもいいですが、ダイヤモンドZAIの中に一人、結婚を機にFIREしたという女性の例が紹介されていました。

 

この方は財布を夫婦で完全に分けているそうで、家賃は折半するが、基本的に結婚しても経済的には独立しているそうですが、こんなの客観的に見たらFIREじゃなくて寿退社でしょうと突っ込みたくなりました。

 

自分では結婚を機にFIREっていうじゃな~い。でもそれって専業主婦のことですから!!!

 

残念!!!!  専業主婦でもFIRE斬り。

 

それではまた。