50代、完全リタイアで投資生活

50代無職、独身男のリタイア生活。 資産4000万円で投資はインデックス運用です。旧ブログはこちらです。リンクから飛べます。https://maruzokun.hatenablog.com/

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夢の中で父と和解しました

こんにちは、まるぞーです。

 

今日は夢の話です。

 

私は眠りが浅く、夢は毎日見るのですが、最近というか、かなり前からですが、繰り返し見る同じ夢があります。

 

それは何かというと、私がまだ大学4年生で、大学時代のクラスメートや恩師が、当時の若さで出てくるのですが、その中で私が卒論が書けなくて苦しんでいるのです。

 

苦しんでいるので当然悪夢です。

 

ただ怖いというよりは、書けない、どうしようというプレッシャーを抱え、それに苦しみ焦っている言わば非常にストレスフルな夢です。

 

シチュエーションやディテールは多少違いながらも、他のみんなは順調に進んでいるのに、私だけがテーマも決まらず、いつまでたっても白紙で、とにかく卒論が書けないというストーリーはいつも同じです。

 

別に私は大学の時、卒論が書けなくて困ったということはなく、大学時代は私にとって最も楽しかった時期で、もっとも楽しかったのはサークル活動のテニスや、友達と遊んだことで、授業や研究が楽しかったことはなく、先生にもあまりいい思い出はありませんが、それでもすごく嫌だったとか、苦労したという記憶はないので、どうしてその同じ夢を繰り返し見るのかは、全く分かりません。

 

セミリタイアする前は、夢と言ったら必ず会社の夢でした。

 

登場人物も会社の上司と同僚でしたし、いつも仕事の延長で、それはそれはストレスフルな夢で、うなされて目が覚めることもしばしばでした。

 

仕事を辞めてからも、しばらくは仕事の夢ばかり見ていましたが、何年か経つにつれ、次第にもっと昔の夢を見るようになりました。

 

その中でもなぜか大学時代の夢を頻繁に見るようになり、中には楽しかった夢もあるのですが、一番多く見るのが、その卒論が書けないで困っている夢です。

 

あくまで私の推測ですが、これは卒論ではなく、私が仕事ができなくて困っていたという記憶が、形を変えて現れているのだと思います。

 

なぜ仕事が卒論に変わるのかはわかりませんが、その夢を見ている時に私が感じているプレッシャーは、まさに私が仕事ができなくて感じていたプレッシャーに他なりません。

 

ということで前置きが長くなってしまいましたが、実は今日の本題はここからです。

 

昨日夢に父が出てきました。

 

父が亡くなってから、やはり父の夢を何度か見て、若い時の父が出てきたのですが、昨日の夢は私がやはり大学4年生で、クラスメートや恩師も出てくるのですが、なぜか私が旅行先の旅館で寝ていて、そこには若き日の父と母、妹、それに親戚のおばさんもいました。

 

その辺がまさに夢なので、つじつまが合っていませんが、枕元にキジやイノシシが出てきて、私はそれが嫌だなあと思いながらも眠たいので寝ていて、たぶんそのころからもうかなり覚醒してきて、半分目は覚めているのですが、まだ夢の続きを見ていて、今度はどこかの道を両親と妹と一緒に歩いているのですが、その時に私が大学が辛くて仕方がないということを父に話しているのでした。

 

父はまだ若い頃の父で、ちょうど私が最初の仕事を辞めたときの現実と重なるのですが、「そんなに嫌ならやめてもいい」と父が言ったのです。

 

私は大学は必ず卒業して、出来れば大学院へも行こうと思っていましたが、心の中ではもう辛くてやめたい一心で、父はそれを許してくれないだろうと思っていたのですが、いざ話してみたら、意外にも辞めていいと言ってくれたので、驚いてしまいました。

 

これは現実に私が最初の仕事を辞めたときのことと重なりますが、この時はまだ若かったので、幸運にも転職というか、再就職ができました。

 

そしてこれは現実の話ですが、52歳で私がセミリタイアした時は、さすがに年齢もあって、もはや転職や再就職は絶望的な状態でしたので、会社を辞めるということは、もう2度と正社員になることはできず、事実上のリタイア、つまり無職になることを意味していました。

 

結局私はリタイアしたというか、会社を首になり、強制リタイアだったのですが、この事はずっと父には隠していました。

 

もし言ったら、絶対に怒られると思ったからです。

 

私は父とは喧嘩をしたくはなかったし、父を怒らせるのも悲しませるのも嫌でしたので、この事は母親と私だけの秘密にして、父をはじめ妹にも親戚にもずっと黙って隠していました。

 

結局父は私がリタイアしたことを知らずに亡くなりましたが、夢の中で、私は父と和解ができたというか、父についにリタイアを報告し、許されたのだと思いました。

 

心の中のわだかまりが1つ取れた感じがして、肩の荷が下りて気持ちが楽になりました。

 

いつかは父に言わなければいけないと思いつつ、ずっと言い出せずにいて、こうなったらバレるまで内緒にしておこうと思い、実際そうしていたのですが、父が亡くなってしまい、結局は父には隠したままとなってしまいました。

 

夢の中ではなぜか大学なのですが、これは私が仕事を辞めたことを父に告げ、父がそれを許して受け入れてくれた夢だと認識しています。

 

それにしてもどうして大学時代の夢ばかり見るのでしょうか。

 

夢分析のできる人がいたら、聞いてみたいです。

 

それではまた。