50代、完全リタイアで投資生活

50代無職、独身男のリタイア生活。 資産4000万円で投資はインデックス運用です。旧ブログはこちらです。リンクから飛べます。https://maruzokun.hatenablog.com/

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リタイアしたことを親戚にいつ話すか

こんにちは、まるぞーです。

 

私が会社を辞めてから、早5年が経ちますが、いまだに辞めたこと、そして今働いていないことを内緒にしている人がいます。

 

最近いつも見ているセミリタイアブログで、私とほぼ同年代の独身男性のリタイア者のブログで、親戚との関係で気まずさを覚えるという記事が書かれていたのを読んで、まさに私と同じだと思いました。

 

それで私のケースをもう少し詳しく書いてみようと思います。

 

まず私が仕事を辞めた(首になった)時は、とにかく母親にだけ本当のことを話し、あとは一切誰にも言っていませんでした。

 

なぜかと言うと、それらの人たちがおそらく50代で仕事を辞めて、働いていない(無職である)ということを受け入れてくれなさそうな人たちだったからです。

 

母親は非常に抱擁力があり、なんでも受け入れてくれる人ですが、父を筆頭に、父方の親せきは皆、世間体をすごく気にする人で、ちょっと変わったことをすると、すぐ陰口を言われたり、遠回しに何か言ってきたり、とにかくお節介で詮索好きな性格の人たちばかりなのです。

 

中でも一番は父の弟に当たるおじさんで、その人にはいまだに言っていません。

 

父にはとうとう亡くなるまで隠し通しましたが、父が亡くなったことで私が喪主となって、通夜、葬儀をやらなければならず、その後も四十九日もあり、何かと親せきと会う機会が増えました。

 

それでも私は仕事の事を聞かれても、適当にごまかして曖昧な返事をしていました。

 

相手が自分の仕事の話をしても、私は自分の仕事の話は一切せず、なるべく話題を仕事からそらすようにしていましたが、さすがに隠し通すのも難しくなってきました。

 

その間私がいかにドキドキして嫌な緊張状態になり、精神的にきつかったかはお察しいただけると思います。

 

もう私も隠すのが辛くて嫌になってきました。

 

それで母と相談して、辞めた理由は本当のことを言わないでお茶を濁すものの、仕事を辞めて今はもう働いていないことは、皆に言うことに決めました。

 

私は自分からは言いにくいので、母から伝えてもらうことにしました。

 

まず一番最初に言ったのは妹で、父の看病のころから、仕事があるのに毎日実家や病院に行けるのはおかしいと思われるので、母から言ってもらいました。

 

私は妹がもっと驚いて、私にどうして辞めたのか、お金の心配はないのかなど色々聞かれるかと思いましたが、妹の反応は思ったほどではなく、母にはそれなりに聞いたでしょうが、私に直接言ってくることはなく、自分のことで精いっぱいで、私のことなど私が思うほど関心がなかったようでした。

 

それで少しホッとしました。

 

妹に言ったということは、当然姪や姪の旦那にも伝わることでしたが、特に問題はありませんでした。

 

そして父方の親せきにも、順に母の口から伝えてもらいました。

 

まだそのご親戚とは誰にも会っていないので、今度会ったときに何を聞かれるか怖いですが、母の話では特に驚いた様子もなく、ふ~んと言った感じで、母にいろいろ聞いてくることもなかったそうです。

 

ただし、その一番厄介なおじさんともう一人の従弟にはまだ言っていません。

 

そのおじさんは遠慮がない人なので、おそらく私にいろいろと聞いてきたり、何かといらぬことを言ってくるだろうと思います。

 

今度いつ会うかはわかりませんが、先日コロナで一時危篤となり、奇跡的に回復した叔母さんが、ちょうど父が亡くなった時に、余命半年を宣告されていて、それからもう7か月経っていますから、そう長くはないだろうと思われますので、おばさんが亡くなった時には、嫌でも親戚全員と会わねばなりません。

 

そこで一部の人にはもう仕事を辞めたことを言っているのに、まだ言っていないおじさんにだけ嘘をつくわけにはいきませんので、その時には本当のことを話すしかありません。

 

変な顔をされるだけならまだしも、どうして辞めたのかとか、これからどうやって生活していくのか、また今でもたまに妹が言いますが、毎日仕事に行かないで何をしているのかと聞かれると、本当に返事に困ります。

 

まさか株をやっているとも言えないですし、毎日何もやることがなく、他人から見たら、やはり私は不思議な人なのだと思います。

 

ただ仕事を辞めただけなら、また新たな仕事を探して働くのが普通でしょうし、まだバイトをしていた頃なら、アルバイトをしていると言えば、まだ体裁はつくろえましたが、今となっては完全な無職です。

 

おまけに私の場合、結婚もしていないので独り身です。

 

家族もなければ恋人もいない。それで無職ですから、社会的信頼は0です。

 

誰だってそんな人と会ったら、ちょっと不審がるに決まっています。

 

親戚だって、普通は遠慮して聞かないのかもしれませんが、内心は興味津々のはずです。

 

そして父の弟に当たるおじさんと、従弟2人は、遠慮がなく、ずけずけと質問してくるでしょうし、私が気にしていることを聞かれると本当に嫌です。

 

早期リタイアした人って、みんなどうしているのでしょうか。

 

事情はそれぞれ違うでしょうが、今世間の風潮は、70まで働けだの生涯現役だのと、全く逆方向ですから、50代で働かずに毎日遊んでいるだけの独身男性は、ちょっとおかしな人だと思われても仕方ありません。

 

まさにこれこそ肩身が狭いというやつです。

 

でも仕方ありません。

 

毎日親戚と会うわけではありませんから、もう嘘をつくのも疲れましたし、本当のことを言ってしまえば、嫌なことを聞かれたとしても1回だけでしょうから、それさえ我慢すれば後は楽になると思います。

 

むしろ嘘をつくと、嘘はあとから嘘の上塗りをしなければならず、本当に気が疲れますから、ずっとストレスが続きます。

 

という訳でもう思い切って告白することにしました。

 

あとはなるようになれです。

 

それにしても親戚と会うのは気が重いです。

 

冠婚葬祭に親戚付き合い、本当にそんなものはなくなればいいと思います。

 

それではまた。