こんにちは、まるぞーです。
実家の名義変更の手続きが完了しました。
先日司法書士から手続き終了の連絡が電話であり、それから書留で書類が送られてきました。
実家の土地と建物の所有者が、私の名前になっていました。
何とも言えない不思議な感覚でした。
これで私は自宅マンションと実家の一戸建てという2軒もの不動産を持つ資産家になったという訳です。
以前に書いた通り、実家の名義は便宜上私の名前にしただけで、実質的には母が生きている限りは母の住む家で、母亡き後は私と妹で折半して、妹の考えではそこに2世帯住宅を建てて住むというものです。
2世帯住宅はどうなるかわかりません。
というのも私が今一つ乗り気でないからです。
2世帯住宅と言えども、妹と同じところに住むというのが、何かとストレスになりはしないかと思うのです。
それにいざ家を建てるとなると、資金をどれだけの割合で出し合うかとか、今度はその家の名義をどうするかとか、いろいろとややこしい問題が発生しそうで今から心配です。
それに家の設計について妹もいろいろと口出ししてくるでしょうし、私と意見が合わないと争いごとの元です。
兄弟とはいえ、お金が絡むといろいろとややこしくなります。
面倒なことにはなりたくないので、出来るだけ妹の世話にはならず、可能な限り1人で暮らしたいと思っています。
実家を私が相続したのだから、本来ならその半額に当たる金額を私が妹に支払わなければならないのですが、そんな現金はないと言っています。
本当はあるにはあるのですが、それを払うとなると、今投資している投資信託をほとんどすべて解約しなければならず、もしそんな大金を妹に払ってしまったら、無収入で投資の利回りで生活している私は、たちまち生活が立ち行かなくなります。
ですからとりあえず法的には私が相続して私のものになりましたが、妹は半分は自分のものだと思っています。
今回の費用は、手続き費用が10万円、司法書士への報酬が10万円、それに送料やらの事務手数料が1万円で、合計21万円でした。
早速今日21万円を振り込みました。
明細を見ると、送料で4000円とかあって、書留で送ってきたとはいえ、私のところには2回書類が届いただけで、あとは私が渡したものでは不十分だった、父の生まれてから結婚するまでの戸籍謄本だったり、妹の結婚後の戸籍謄本が必要だったらしく、それを取り寄せるのに送料が必要だったのかどうかはわかりませんが、要するにどんぶり勘定でしょう。
向こうは多めに取っておいて、損はしないようにできているはずです。
手間暇は司法書士への報酬の10万円に含まれているはずですから、送料等の事務手数料が1万円とはちょっと高いような気もしますが、まあそこは仕方ないでしょう。
とにかく自分ではやり方がわからず、そんな面倒なことを調べてやるのはもうごめんなので、お金でかたをつけました。
しかし何にでもお金はかかるものです。
父が亡くなった時は、幸か不幸か父の遺産は実家のみでしたので、相続税も発生しませんでした。
祖父が亡くなった時も同じく相続税などはかからなかったそうです。
今回の例、相続人が私と母と妹の3人のケースでは、司法書士によれば、相続する額の合計が4800万円以上だと相続税が発生するとのことでした。
相続税が発生するのは、割合にしてたったの10%に満たない世帯だそうです。
実家の評価額が2300万円でしたので、あと2500万円以上金融資産があれば、相続税を払わなければいけなかったということです。
ということは、今度私が死んだときには、相続人は妹1人ですが、相続税が発生します。
ブログに書いた通り、独身男性の寿命の中央値は67歳ですから、あと10年後には私は死ぬ予定です。
そうなると妹が相続税を払わねばなりません。
妹がどう思うかはわかりませんが、私が死んだ後の事なので、私は知りません。
妹がごまかしたければ、自己責任でごまかせばいいし、バレてつかまって罰金を払わされようが、妹の責任です。
妹の好きにすればいいだけの話です。
自分が死んだときのための相続税対策など私は興味ありません。
それこそ妹の好きなようにやってもらいます。
ただし相続税が発生するということだけは、妹に伝えておかなければと思いますが、あまり早く言うと、私が金持ちだと思われて金をせびられそうなので、言わない方がいいのかもしれません。
しかし相続税なんて、庶民である我がまるぞー家には関係のないことと思っていましたが、なんだか富裕層にでもなったかのような気分で、金持ちだと錯覚してしまいそうです。
不動産が2つもあるというのはちょっと贅沢な話ですが、金融資産だけ見れば、まだ私はアッパーマス層。ですが、最近の株高で金融資産も無職ながら増えてきました。
5000万円を超えると準富裕層です。現在無リスク資産とリスク資産の合計は、4300万円、収入がないのでまだまだ遠い道のりですが、なんとなく準富裕層のしっぽが見えてきた感じはします。
無職無収入でお金が増えるって変ですよね。しかも準富裕層だなんて、とにかく投資は絶好調です。
でもリスクはつきもの、これから先どうなりますことやら。資産が減っても泣かなくていいように、少し現金比率を高めようと思います。
それではまた。