こんにちは、まるぞーです。
昨日の記事で、最近かなりCDやレコードを買ってしまったと書きましたが、その通りです。
きっかけはやはりメルカリで、ローリングストーンズの欲しいCDが、２つほど見つかったことです。
私はそれがどうしても欲しくなり、最初は１つだったんですが、値段が２４００円と私にとっては結構高くて、どうしようか迷っていましたが、そこへメルカリカードを作ると、半額で購入できるなんて言う広告が現れたので、思わずメリカリカードを申し込んでしまいました。
メルカリカードは審査は簡単で、スマホですぐに申し込みが出て、審査もすぐに通り、２日後くらいに何にも印字されていない、いわゆるナンバーレスのカードが届きました。
今どきはナンバーレスカードが主流で、確かにセキュリティー的にはいいのでしょうが、カード番号を見るのに、いちいちスマホでなにやらごちゃごちゃやらなければならず、非常に煩わしくて、私は嫌いです。
それでもカードを作ったおかげで、２４００円のCDを半額の１２００円で購入することができました。
そこまでは良かったのですが、１枚買うとまた新たにもう１枚と欲しいCDが出てきてしまいます。
これは負の連鎖ですが、私はやはり依存症が治っていないようで、この負の連鎖を断ち切れません。
それでもう１つ、新たにローリングストーンズのCDを注文してしまいました。
今度は２枚セットで１５００円だったので、これなら安いからお買い得かと、自分を納得させてしまうのでした。
これで終わればよかったのですが、メルカリカードを作った恩恵として、７月になったら、また新たに７月中に使える半額クーポンが付与されました。
私は半額で買えるのは１回きりだと思っていたので、ラッキーでしたが、そうと知っていればそこで新たにローリングストーンズのCDをもう１枚買うところを、知らなかったので、すでにクーポンを使わずに購入してしまっていました。
しまったと思いましたが、時すでに遅しです。
せっかくもう一度半額で買えるので、これは使わないと損だと思い、何か欲しいCDはないかとメルカリ内を検索して探しましたが、もうありませんでした。
それでもクーポンを使わないのはもったいないので、それなら生活必需品をと思い、米を買いました。
私のケチ根性から、クーポンの恩恵を最大限受けようと思い、１０キロの米（ゆめぴりか）を購入しました。４５００円でしたが、半額の２２５０円で買えました。
さすがに１０キロは私一人では食べきれないので、これは実家に届けてもらい、母にプレゼントしました。
まあこうして恩恵に預かれたのですから、メルカリカードは作ってよかったと思います。
さてこれで終わりなら良かったのですが、これでは終わりませんでした。
メルカリでは欲しいCDがなかったのですが、実はアマゾンに欲しいCDがあって、それは何かと言うと、ジョニ・ジェイムスのCDなんですけど、ジョニ・ジェイムスというのは、１９５０年代に活躍したアメリカのポピュラー歌手で、私は彼女の存在を寺島靖国さんというジャズ評論家でオーディオマニアでもある人の書いた本で知りました。
ジョニ・ジェイムスなんていう歌手は日本ではあまり知られていなく、ほとんどの人が寺島さんの本で、あるいは寺島さんを通じて存在を知ったのだろうと思われますが、純粋なジャズとは言えないながらも、彼女のボーカル曲はそれは魅力的で、今ではジャズファンなら誰でも知っているくらいの人気歌手となりました。
彼女を広めた寺島さんの功績は大きいです。
さて前置きが長くなりましたが、そのジョニ・ジェイムスのCDで、私が持っていないものが２点アマゾンにあって、それを買おうか買うまいか迷っていましたが、それを私はヤフオクとペイペイフリマでみつけてしまい、そこでもまた、ペイペイカードを作ると２０００円ポイントがもらえて、さらに期間内にペイペイカードを３回使うとさらに３０００ポイントもらえるという特典につられて、ペイペイカードも申し込んでしましました。
ペイペイカードは、なんと実物のカード自体も存在せず、スマホからなにやら認証コードをSMSで受け取ってそれを入力する、と自分のカードナンバーを画面で見られるだけという、いわばデジタルカードとでもいうもので、なんだか気持ちが悪い感じがしますが、とにかく好き嫌いの問題はどうでもよく、私は５０００円分のポイントが欲しいので申し込みましたが、それでジョニ・ジェイムスのCDをペイペイフリマで購入しました。
これも初回限定クーポンで半額で買えたので、１４００円のCDが７００円で買えました。
私はなんだかすごく得をした気分になり、気持ちが良く、また最近の株高で資産が増えたこともあり、気が大きくなってしまったのか、ヤフオクで見てはいけないものを見てしまいました。
ジョニ・ジェイムスで検索をかけたら、出るは出るは、彼女のCDだけでなく、５０年代のアメリカのオリジナルのLPレコードの数々が、オークションにかけられていました。
私も何枚か持っていますが、当時のオリジナルのLPは、大変希少価値があり、値段もそれ相応の高価なものです。
私は３０代の頃ですから、今からもう２０年も前のことですが、中古ジャズレコード専門店で、神棚に飾ってあった「リトルガールブルー」という彼女の代表作のLPレコードを、なんと３５０００円もの大枚をはたいて購入していました。
私が今まで買ったレコード、CDすべての中で、最高額の商品です。
今思うとどう考えても相場より高すぎで、だまされたと思うのですが、当時も私は探していたものを見つけた興奮で、欲しくて欲しくて我慢できず、またその値段がそれをより価値のあるものだと私に錯覚させ、衝動買いをしてしまいました。
先日久しぶり（２０年ぶりくらい）に聴き直してみたのですが、結構盤に傷が目立ち、針飛びこそはありませんが（針飛びがあったらもはやレコードとして価値なしです）、ノイズが目立ち、決してコンディションのいいものとは言えませんでした。
ジャケットの状態は良く、とてもきれいですが、盤がこれでは、３５０００円はあまりにぼったくりでした。
それで今回、その全く同じLPレコードが、３８００円（送料込みで４３００円）でオークションに出ていて、１人も入札者がなかったので、私が３８００円で落札してしまいました。
それも支払いはペイペイカードにしました。金額は全額払わねばなりませんが、あと２回使うと、３０００ポイントがもらえます。
さてそのあと２回ですが、またせっかちな私は、何か欲しいものはないかとペイペイフリマを探し、今度もまた欲しいCDやレコードは見つからなかったので、なんと最近ちょっとボロくなってきたと思っていた財布を購入することにしました。
ちょっと痛んできてはいるものの、まだ十分使えるのですが、それでもこの際だからと、良さそうなものを選んで購入しました。本革の２つ折り財布で、２２００円の新品ですが、これも半額オフのクーポン利用で、１１００円で買えました。
カードをたくさん作るのは私的にはあまり気持ちが良くなく、本当は嫌ですが、それでもポイントのお得さには負けてしまいます。
別に年会費が取られるわけではありませんので、まあ持っていてもいいかなあと思って作りましたが、なんだかんだ言って、私のやっていることは立派なポイ活です。
別にポイ活はやらないと決めているわけでもありませんが、私はデジタルが嫌いで、スマホを使うのもストレスですし、何かとわからないことが多くて不安なので、たかがはした金のために、面倒なポイ活はできるだけやりたくないと思っています。
クレジットカードもこれ以上作りたくはありませんが、これで最後だと思い、今回は２枚も作ってしまいました。
さて私は本当に得をしたのでしょうか。
もしこんなもの（カード作成によるポイント付与や半額購入などの特典）が無かったら、私はメルカリやヤフオクなどで、新たに欲しいCDやレコードを見つけることもなく、お金を使う必要はなかったのではないでしょうか。
もしこれで終わらず、さらにほしいCDやレコードがどんどん見つかって、次々と購入していったらどうなってしまうのでしょうか。
もしそうなったら、それはメルカリやペイペイの思うつぼです。
私はまんまと罠にはまったという訳です。
お得という餌につられて、結局はお金をどんどん使わせようとする作戦です。
要はここで我慢できるかどうかです。
依存症が治っていない私には、すごく危ない橋を渡っているような気がします。
さてさて、ここで止まることができるでしょうか。
それではまた。
