50代、完全リタイアで投資生活

50代無職、独身男のリタイア生活。 資産4000万円で投資はインデックス運用です。旧ブログはこちらです。リンクから飛べます。https://maruzokun.hatenablog.com/

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オーディオ沼にはまっています

こんにちは、まるぞーです。

 

今日はオーディオの話です。

 

先日ペイペイカードを作ったことがきっかけで、ヤフオクを見るようになり、メルカリにはオーディオ関係、特に高級オーディオはほとんど出品されていませんが、ヤフオクには結構たくさん出品されているので、気になって仕方がありません。

 

また私が購入したジョニ・ジェイムスのレコードも、CDならメルカリにも少しは出ていますが、オリジナル盤のLPとなると、メルカリにはほとんど見当たらない一方で、ヤフオクには結構出品されています。

 

それで私は、なんとヤフオクで、ジョニ・ジェイムスのオリジナル盤のLP1枚と、オーディオの接続ケーブルを2ペア購入してしまいました。

 

まずはこちらの商品です。ジョニ・ジェイムスのオリジナル盤「リトル・ガール・ブルー」です。

 

 

以前の記事に書いたように、今から20年以上前、私はこのレコードを、35000円で購入しました。

 

それは状態が極上のものだと言われて買ったのですが、確かにジャケットは非常にきれいですが、今回改めてレコードを見たら、結構傷だらけでした。

 

そして試しに聴いてみたら、相当なスクラッチノイズがありました。

 

盤の方は全然極上ではなく並の上と言ったところです。完全に騙されました。

 

そして今回ヤフオクで落札したのが、この写真のものです。

 

値段は3800円+送料550円で、4350円と格安でした。

 

写真で見る限りジャケットも綺麗で、これはいい買い物をしたかと思いましたが、実際に届いたものを見ると、ジャケットには結構な破れがあり、背表紙を含め、側面が結構傷んでいました。

 

ただし問題はレコードの盤です。

 

見たところ目立った傷もありませんでしたので、期待しましたが、聴いてみると、ノイズだらけで、チリチリ、プツプツとノイズがうるさくて聴いていられないレベルでした。

 

さすがに針飛びはありませんでしたので、まあこの値段なら良しとしましょう。

 

そんな訳で、すでに持っているレコードと同じものを購入したのですが、実は今回他にもジョニ・ジェイムスのレコードでいくつかめぼしいものがあり、買おうかと思ったのですが、実はこれらのMGMのオリジナル盤には、偽物(海賊版)があり、私も何枚か持っているのですが、ジャケットもレコードのラベルも本物と全く同じで、レコード番号も同じです。

 

ただし50年代のレコードのはずなのに、新品同様にきれいなのです。

 

そして違いはレコード盤が、オリジナルの深溝、重量盤ではなく、普通のレコードです。

 

そして音ですが、やはりコピーなので、鮮度が落ちます。ただし聞き比べないと分かりづらいですが、私が聞いたところ、ピーク部分で音が割れていました。

 

ただ逆に新品なので、スクラッチノイズは少なく、少ないというのは音源がオリジナルマスターから取ったものではなく、レコードのコピーなので、コピーを取った元のレコードのノイズもちゃんと録音されてしまっているのです。

 

ですが、ノイズだらけの状態の悪いオリジナル盤よりははるかにましです。

 

ということでやっぱり偽物は偽物なのですが、非常によくできた偽物で、写真だけでは判断が難しいです。

 

それが今回、同じ人から複数枚出品されていて、2000円の値段がついていましたが、あまりに安すぎるので、私が不信に思い、出品者に、「これはオリジナル盤で間違いないですか」と質問したところ、回答はありませんでした。

 

それで私はこれは偽物に違いないと思い、購入を見送ったのですが、もう少しで2枚購入してしまうところでした。

 

というのも、出品されていた商品のジャケットの写真が、意外に汚れていたり、色あせていたりして、古く見えたから、てっきりオリジナル盤だと思ったのです。

 

おそらく出品者は、オリジナル盤と偽物の両方持っていて、ジャケット写真には本物の方の写真を載せたのだと思います。

 

もし私が購入していたら、本物のジャケットが届いたのか、それとも偽物の綺麗なジャケットが届いたのか興味はありますが、とにかくこの人は偽物を偽物と知りながら、偽物とも本物とも言わないで、まるで本物であるかのように売ろうとしたのですから、完全な詐欺です。

 

2000円からという破格の安値ですが、入札は1件もなく、オークションは終了しました。

 

みんな騙されないで偉いなあと感心しました。私は危なかったです。

 

続いてケーブルですが、こちらの商品を購入しました。

 

カルダスのXLRラインケーブル、1mペアで、6000円でした。

 

 

カルダスというのはアメリカの高級オーディオブランドで、新品で買うと、一番安いモデルでも3万円もして、最高級のグレードのケーブルだと、10万円~30万円もするものまであります。

 

機材はそのままで、それをつなぐケーブルを変えただけで、どれだけ音が変わるのか、そして25万円のCDプレーヤーのケーブルに20万円もかけるなんて全く馬鹿げていると思うのですが、これが6000円なら一度使ってみようかという気になります。

 

私の買ったものは中古で、一番安いエントリーモデルですが、それでも新品で3万円するものですから6000円は安いと思いましたが、よく調べてみると、ケーブルはカルダスの本物ですが、端子(両端の機材に接続する部分)にカルダスのロゴが入っておらず、どうやらこれは完成品ではなく、いわゆる自作ケーブルというやつでした。

 

ただしこれは違法でもなんでもなく、カルダスのケーブルを切り売りで買って、自分でノーブランドの端子を取り付けたのですから、ケーブルはカルダスですが、完成品のカルダスは端子の処理もいわゆるカルダス社でプロの職人がやったものですから、そこだけが違います。

 

それで音が変わるのかどうか私にはわかりませんが、とにかく本物は高すぎて私には買う気になれません。

 

ところがこちらも完全なる偽物が出回っていて、実はヤフオクにも出品されていて、もう少しで私は騙されてそちらを買ってしまうところでした。

 

しかしネットで調べたところ、偽ケーブルが出回っているとの情報を知り、出品者のプロフィールを見たら、その人が扱っているのはケーブルばかりで、カルダス以外にもいろんなブランドのケーブルを売っていましたが、なんと「こちらで扱ってる商品はすべてオーダーメイドのmade in Chinaです」と書いてあるではありませんか。

 

そして商品の情報をよく見ると、私が購入した方のケーブルには、ブランド名のところに、カルダスと書いてありましたが、こちらはブランド名は書いてありませんでした。

 

これは完全なる違法な偽物販売でした。

 

偽物ケーブルのレビューはこちらを参考にしました。

 

bbs.kakaku.com

 

こちらがその人が売っている偽物カルダスの、ヤフオクに載せている写真です。

 

ケーブルにも端子にもカルダスのロゴが入っていて、made in U.S.Aと書かれています。

 

 

これは普通の人なら騙されますよ。ただし値段が4000円なんですけど、新品、未使用と書かれていますが、これはケーブルの色からして、カルダスでも上級モデルの色なので、普通に買ったら10万円です。それが4000円なんて、どう考えてもおかしいですからね。

 

やはりそこでこれはおかしいと気づかないといけませんね。

 

とにかく高級ブランドや高額商品には偽物があって、本当に気をつけないといけません。

 

今回はいい勉強になりました。

 

そして最後にもう一つ私が購入した商品がこちらです。

 

 

同じくラインケーブルですが、こちらはモガミという日本のブランドで、マイクケーブルとして、日本の音楽スタジオでもっぱら使われている、プロ御用達のメーカーらしいです。

 

値段はなんと、1780円でした。新品です。

 

これもネットで調べて分かったのですが、こんなに安い値段のケーブルなのですが、音はこれが一番いいとさえ書かれていました。

 

私も今までモガミというブランドは知りませんでしたが、確かに高級オーディオではあまり聞かない名前ですのでどうかと思いましたが、プロがこれが一番と言っているのだから試しに使ってみようと思い、購入して自宅のシステムにつないで聴き比べをしてみましたが、なんと6000円のカルダスより、こちらの方が鮮度が高く、いい音でした。

 

今まで使っていたケーブルよりも、こちらの方が断然良かったです。

 

やっぱりオーディオは値段じゃありませんね。

 

こうなると、何十万円もするケーブルって、何のために存在するんでしょうか。単に金持ちの自己満足のためにあるのでしょうか。

 

ますますわからなくなってきました。求めているのは高いものではなく、いい音だったはずでは?と思ってしまいます。

 

それにしてもYahooカードを作るや否や、またしてもオーディオ熱が復活してしまったようです。

 

これでは先が思いやられます。もうオーディオから足を洗ったはずではなかったのでしょうか。

 

またオーディオ沼に、片足を踏み入れてしましました。

 

いや、もしかしたら片足どころか、すでに腰まで沼に浸かっているのかもしれません。

 

まったくやれやれです。

 

それではまた。