こんにちは、まるぞーです。
先日何気なく届いた通知により、私が辞めた会社の元同僚が、転職していたという事実を知りました。
もちろん辞めてから一切連絡も取っていない相手ですので、本人から直接聞いたわけではありませんが、ある通知によりそのことを知りました。
すみません、身バレが怖いので、元会社の同僚の事ともなると、なかなか具体的なことが書けません。
とても抽象的な内容になってしまい、何が何だか分からないと言われるかもしれませんが、何とぞお許し下さい。
さてその元同僚ですが、特に仲が良かったという訳ではありませんが、敵味方で言えば味方の方で、私と年も近く、同期入社でしたので、一緒に仕事をし、周知の間柄でした。
色々お世話にもなりましたし、私が迷惑をかけて、いまだに心苦しく思っているところもあります。
「敵味方で言えば」という表現を使ったのは、私が辞める前の会社の私のいた部署は、まさに敵味方に分かれた、人の蹴落とし合いと仕事の擦り付け合いの、戦争状態にありました。
会社の経営がうまく行っていなかったのが、そもそもの問題の発端でしたが、改革派と保守派の間で対立が起き、喧々諤々と連日会議をやっていました。
彼はいわば私と同じ派閥の同士でしたが、態度をあいまいにしてどちらともはっきりしない私に対して、彼は矢面に立たされて大変な仕事をしていました。
仕事の質量ともに、彼の方が私よりはるかに大変で、体を壊してもおかしくないレベルでしたが、彼は心身ともに強く、メンタルの弱い私の方が標的にされて、一斉に攻撃され、精神を病んでしまいました。
そこから先はすでに何度もこのブログで書いているように、結果私は退職を余儀なくされ、晴れて無職となりました。
彼も仕事はきつくてつらかったはずですが、辞めるわけにはいきません。生活があります。
その彼が、今年度から全く別の会社に転職していたのです。
同業種ですが、栄転です。
つまり同業他社に引き抜かれたと言うか、おそらくは何らかのコネがあったか、とにかく自分から売り込んだに違いありませんが、彼にとっては嫌な会社を辞められて、もっと条件の良い、また安定していてやりがいのある所へ転職できたわけです。
彼にとってはめでたしめでたしです。
私から見ると、ちょっとうらやましくもありますが、でも転職するまでのこの数年間の忍耐を考えると、頭が下がり、「ほんとによかったね、おめでとう」と素直に祝福してあげたい気分です。
彼の転職を知ったので、前の会社のことが気になって、辞めてから初めてですが、ネットで調べてみました。
会社のホームページから、私が元いた部署のページへ飛び、そこのブログなども見ました。
するといろいろなことがわかりました。
まず私の知っている元部下や同僚や上司が、当然ながら今どんなポストで、どこの部署で仕事をしているかということ、それから新たに入った私の知らない人、そして他の部署から移ってきた、私は知ってはいるが話したこともなく面識のない人。
そして会社の経営状態が、前にもましてさらに悪化していることが見て取れました。
そこで私は、もし今私がここにいたらどうだろうと想像してみると、それは辞める前以上に過酷で、想像を絶する厳しい職場環境が容易に想像できました。
そこで改めて、「ああ、あの時辞めておいてよかった」と心から思いました。
私が最初に勤めて辞めた会社は、後に元同僚と会った時に様子を聞くと、「後にも先にもまるぞーさんのいた時ほど大変なことはない。いや~、あの頃はほんと大変だったよ。今は平和でいいよ。」などと言われてしまい、辞めたことをちょっと悔んだりしたものでした。
ところが今回は違います。
つくづく早く辞めておいてよかったと思いました。
今の状況は、直接当事者に聞いたわけではありませんが、ネットから収集した情報だけでも容易に想像できます。
まず経営が非常に困難なことは、人員の削減で分かります。
辞めた人間の分の、人的な補充が全くされていないのです。
よって、例えば今まで5人でやっていた仕事を2人でやらなければなりません。
非正規雇用ばかりで現場を回しているので、正社員の負担増はすごいものがあります。
正社員はみんな役職を任され、大きな責任を負います。
正社員にしかできない仕事がいっぱいあり、非正規雇用者を使うのも、なかなかに大変な仕事です。
今まで要領よく人にやらせて、責任逃れしたり、仕事から逃げてサボっていた人も、もうそんなことは許されない状況でしょう。
私をいじめ抜いて、退職に追いやった張本人も、今はヒイヒイ言って仕事しているに違いありません。
ざまあみろ!です。
人の不幸を喜ぶなんて、私はなんとも情けない嫌な奴ですが、仕方ありません。
それくらい私は苦汁をなめさせられてきたのです。
ですから今会社に残っている元部下、同僚、上司は本当にお気の毒様、ご愁傷さまです。
気の毒な人もいますが、何人かは私をいじめたり、私に仕事や責任を押し付けて、自分だけうまい汁を吸っていた、にっくき連中です。
本当にいい気味です。
この事実を知って、ちょっと私は気分がよく、晴れやかな気持ちになりました。
どうぞこんな私を軽蔑してください。
でもこれが私の素直で正直な、今の気持ちなのです。
私は直接は仕返しができませんが、いまだに恨みを持っています。
にっくき人間が不幸になるとうれしいものです。
さあ、私は、「やめて正解だったんだ、私は幸せなんだ」と自分に言い聞かせて、前向きに生きていきましょう。
それではまた。