50代、完全リタイアで投資生活

50代無職、独身男のリタイア生活。 資産4000万円で投資はインデックス運用です。旧ブログはこちらです。リンクから飛べます。https://maruzokun.hatenablog.com/

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父が緊急搬送されました

こんにちは、まるぞーです。

 

昨日、父の状態がますます悪化し、もう呼び掛けても何の反応もなくなり、このままでは死んでしまうと思った私は、それでも迷っている母を説得し、ついに救急車を呼びました。

 

この1週間で父の状態は悪化する一方で、食事はおろか、水さえも飲まなくなり、それでもまだ母は必至で飲ませようとしていましたが、呼びかけても体をゆすっても、うんともすんとも言わず、全く動きません。

 

オムツを変えるのが大変で、私も父の体を持ち上げて、また腰を痛めてしまいました。

 

母にもとてもできず、もう私は限界だと思い、病院に連れて行こうと言いましたが、母はまだどうしようかためらっていました。

 

それでももう呼んでも何も言わず、ついには呼吸も荒々しく苦しそうな様子でしたので、ついに救急車を呼びました。

 

まだ意識はありましたが、もう救急車が嫌だと言うことも出来ず、救急隊員の呼びかけにも応答はなく、もう自分に何が起こっているのかもわかっていなさそうでした。

 

私が付き添い、近くの病院に搬送されました。

 

すぐに検査が始まり、私はずっと待っていました。

 

一通り検査が終わり、まだ部屋が空いていないので、処置室に私が座るパイプ椅子を置いて、そこでストレッチャーに寝かされている父の前で、私は待つことになりました。

 

父はもう2日間も飲まず食わずで、相当衰弱していましたので、まずは脱水症状があるということで、点滴をされていました。

 

看護部長という名札のついた女性から、脱水症状と、少し肺炎があるようだと言われ、とりあえず今日は入院になると言われました。

 

入院のための書類とアンケートを書き、部屋が3時まで空かないというので、そこで3時まで待つことになりました。

 

2時過ぎに私がまだ昼食を取っていなかったので、看護師の方が、院内のコンビニで買って食事をとってくださいというので、コンビニに弁当を買いに行き、温めてもらい、コンビニ前の飲食スペースで食べようとしたところ、看護師が私を呼びに来ました。

 

何でも循環器科の先生から話があるということで、私は食べるのを辞めて、食事をもって戻り、先生のいる診察室へ入りました。

 

血液検査の結果が出たようで、それをもとに先生から病状の説明がありました。

 

まず先生は神妙な様子で、「これはただの脱水症じゃありませんよ」と言い、続けて、「いくつかの病気があります。まず心不全、それから腎臓が相当悪いです。あとは誤嚥性の肺炎があります。そして貧血が酷く、これは輸血をしないといけないレベルです」と言われ、すぐにその場で輸血の同意書に署名を求められました。

 

「できる限りのことはしますが、回復は難しいかもしれません」と言い、私が戸惑っているところへ、「延命治療はどうされますか」と聞き、延命治療の説明を受けました。

 

「もう高齢ですし、普通はしないのですが」と言われ、私が、「それならなしでお願いします」と言うと、「賢明な判断だと思います」と言われました。

 

何か質問はないかと聞かれたので、私が、「あとどれくらい持つのでしょうか」と聞くと、「それはわからない」、「退院はできるのでしょうか」と聞くと、「今の状態では無理です」と言われました。

 

私はそれで、ああ、これはもう長くなく、このまま病院で死ぬのだなあと思いました。

 

あと最後に、「貧血の原因は何なんでしょうか」と聞くと、「どこかから出血しているかもしれないけど、検査してみないと分からない。ただもうそんなレベルではなく、ご高齢なので検査もしない」と言われ、つまりは死を覚悟しろということなのだと納得し、それ以上聞くのを辞めました。

 

私はありがとうございます。よろしくお願いしますと言って部屋を出て、そのあとお弁当を食べましたが、頭が真っ白で、いろいろとこの先のことを考えると、胸がいっぱいで、食事も喉を通りませんでした。

 

それでももうお弁当を買ってしまったので、無理やり急いでかき込むように食べて、そのあとすぐに母に電話して、先生に言われたことを話し、妹からもLINEでどうだったか聞かれていたので、すぐに妹にもLINEをしました。

 

結局3時を過ぎても部屋は空かず、部屋に入れたのは4時半でした。

 

そのあと看護師から色々な説明を受け、たくさんの書類を記入して、後は父が来ていたパジャマを脱がせたものを袋に入れてもらい、持ち帰りました。

 

看護師が着替えとオムツ交換をしてくれました。

 

着替えとオムツは両方で1日1100円で、病院が準備してくれるそうなので、病院のものを使うことにしました。

 

今はコロナで家族と言えども面会は出来ず、状態が急変したら、病院から私に連絡が来るので、その時は母や妹と一緒に面会できるそうですが、おそらくはそれが息を引き取る父との最後の面会になるということです。

 

昨日はショックと疲れで、くたくたになりました。

 

夜もストレスのせいか、疲れているはずなのになかなか寝付けず、久しぶりに睡眠薬を使いましたが、それでも悪夢を見て目が覚めてしまいました。

 

いつかこういう日が来るのはわかっていましたが、いざ来てみると、まだどうしたらいいかわからず、不安で体が震えます。

 

この先どうしたらいいのか、なるようにしかなりませんが、緊張が半端ないです。

 

また私も体調を崩してしまいそうです。

 

病院にいる時からまた目が痛くなり、見え方もおかしいような気がしてきました。

 

網膜に見える影が余計濃くなり、また新たな影も増えてきたようです。

 

しかしそんなことを言っている場合ではありません。

 

私の目がどうなろうと、とにかく父の葬儀を終えるまでは、何が何でもやらないといけません。

 

それが終わったらまた眼科に行きます。

 

それまでは頑張るしかありません。

 

それではまた。