50代、完全リタイアで投資生活

50代無職、独身男のリタイア生活。 資産4000万円で投資はインデックス運用です。旧ブログはこちらです。リンクから飛べます。https://maruzokun.hatenablog.com/

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あ・に・わ・た・き

こんにちは、まるぞーです。

 

先日の私の記事で、亡くなったryuchell さんを、一部 ryuchel さんと誤表記していましたので、気がついて訂正しました。

 

最初は、「りゅうちぇる」とひらがなで書こうと思ったのですが、ツイッターでどこかの市会議員か誰かが、「れいちぇる」と誤った表記をしていたことで、人の名前くらいちゃんと正確に書けよというコメントがバズっていたりしたものですから、私は正確に書こうと思い、正式な登録名である英語表記で書いたのですが、それが間違っていました。

 

私も年のせいか、ますますボケてきておりまして、本当にお恥ずかしい限りです。

 

さてryuchell さんの件ですが、やはり亡くなった後も盛んにテレビ等では報道されていますが、私が一つ感じたことは、いつも誰かが死ぬと、その人がどんな病気で、最近どんな様子で、どのようにして亡くなったかという、いわゆる亡くなるまでの経緯をちっとも報道しないで、いきなりすぐにその人のこれまでの功績を報道するのですが、私が知りたいのはいつも前者の方で、その人の功績についても報道してもいいのですが、それはまずこのようにして亡くなったという報道があって、しばらくたってから今までの功績を紹介するというのが本来ではないかと思うのですが、そう思うのは私だけでしょうか。

 

死因についてや病名などは、遺族や本人の生前の意向で言えないというケースもあるでしょうが、それでも私が気になるのは、まずなぜ亡くなったかということで、今回はすぐに自殺だと報じられましたが、中には病気で亡くなったとだけあって、病名も明かされないケースもあります。

 

病気にしても、いつから調子が悪くて、いつ入院をしたとか、とにかく死に至るまでの経緯をもう少し私は知りたいと思うのですが、いつもテレビは、だれだれがなくなりましたとの一報の後、すぐにその人の昔の映像が流れて、ずっとその人の功績を紹介しています。

 

いったいなぜなんでしょうか。私には理由がわからず、ちょっと腑に落ちません。

 

まあそれはいいとして、亡くなったryuchell さんについて、いろんな人がいろんなエピソードを語っていますが、その中で1つ、私の心に響いたものがあったので紹介します。

 

これはryuchell さんの著書か何かに書いてあった言葉だそうですが、確か、本のタイトルが、「こんな世の中で生きていくしかないなら」で、その中に書かれていた言葉だそうですが、「あ・に・わ・た・き」が大切だというのです。

 

それは何かというと、「あきらめる、逃げる、割り切る、戦わない、期待しない」だそうです。

 

これはまさに、人間関係が苦手な人の、人との付き合い方のマニュアルではないですか。

 

まさに私が理想として、実践してきたものに他なりません。

 

ただし、実践してきたといっても、これがなかなか難しく、いざ人と付き合うとなると、どうしても実践できないことも往々にしてあるものです。

 

それで私も苦労してきましたが、でもこれこそが、人間関係のストレスから解放される唯一の方法だと思います。

 

今の私はおおむねこの「あにわたき」ができていると思いますが、それはつまり人との関係を断ち、人間関係がなくなったからだと言えます。

 

つまり、もうとっくに諦めているし、どうしても関わらなければならない人とは割り切って付き合いますし、他人に何も期待しませんし、戦うのは絶対に嫌だから、私から逃げてしまいました。

 

まさに今の私はこれを実践した結果です。

 

ではryuchell さんは、これを自分でも言っているのに、どうして死ななければならなかったのでしょうか。

 

これはあくまで私の想像ですが、彼(彼女?)は、ものすごい寂しがり屋で、人間関係を断ち切って一人で生きていくということが耐えられなかったのではないでしょうか。

 

私も寂しがりやですが、それでも私は一人で生きていく道を選びました。

 

でもryuchell さんは、それができなかったんでしょうね。

 

聞けば、亡くなる直前に前妻のpeco さんと子供にも会っていて、一緒に食事をして、peco さんをゲラゲラ笑わせて、すごく楽しい時を過ごしたと言うじゃありませんか。

 

きっとそのあと別れて一人になった時に、いろいろと悪いことを考えてしまったんじゃないでしょうか。

 

余計に孤独の恐怖が襲ってきて、耐えられなくなったのだと思います。

 

私はこれを聞いて、1人、この「あにわたき」を完璧に実践していて、孤独にも耐えられる、つまりは絶対に自殺などしないという人物が頭に浮かびました。

 

そう、いつも私が意識していて、ブログにも時々書いている、あの人気セミリタイアブロガーの、人生よよよさんです。

 

よよよさんが、なぜ自殺などしないと断言できるか、これを読んでわかった気がしました。

 

やっぱりよよよさんは、悟りの境地に達した人でした。「こんな世の中で生きていくしかないなら」を読むまでもなく、すでにあの方は、この世で「1人で」生きるすべを会得していました。

 

ryuchell さんが、逆によよよさんのブログを読んで、よよよさんのように生きる覚悟を決めることができたなら、死なずに済んだのかもしれません。

 

「こんな世の中で生きていくしかないなら」のタイトルとは裏腹に、ryuchell さんは、「生きていかない」道を選んでしまいました。

 

やっぱり残念です。まだ27歳という若さで、才能もあった方なのに。

 

私はよよよさんを見習って、生きる意味も価値もなくても、そして一人が寂しくても、粘り強く生きてやろうと思います。

 

それではまた。