こんにちは、まるぞーです。
以前から私がブログで言ってきたことですが、独身男性の寿命は妻帯者や独身女性に比べて極めて短く、男性全体の平均寿命が80歳に対して、独身男性の寿命の中央値は、なんと67歳ということでしたが、また今日それに関する記事を見つけましたので紹介します。
「おひとりさま」の男性はなぜ早死にしやすいのか?科学が明らかにする「孤独」「孤立」の死亡リスク
私は以前から、なぜ独身男性の寿命がこんなにも短いのだろうか、その理由が知りたいと思っていましたが、この記事によると、
「孤独・孤立が寿命を縮める」といわれています。
ではいったいなぜ、そこまで孤立がいけないのでしょうか。
「孤独が寿命を縮めるという論文は珍しくありません。2012年のカリフォルニア大学の研究でも、60代以上の高齢者において孤独が死亡率を1.7倍高めることが報告されています。また、2014年のシカゴ大学のカシオッポ博士の研究でも、孤独感が交感神経の緊張の増加、炎症制御の低下、睡眠の減少を引き起こすと報告されています」
「孤独感というのは純粋に身体に影響するのです。別の研究では、孤独により、全身の炎症が強まるとの報告があります。炎症とは、風邪のときに喉が赤くなって、痛みを感じる状態のことです。風邪を引いて喉が痛くなっても数日すれば痛みや赤みは引きますよね。これを炎症が引いたと表現します。
風邪による炎症は一時的ですが、孤独による炎症はずっと続いてしまいます。孤独が続くと体がずっと風邪を引いているような状態になってしまうので、うつや認知症、心臓病など様々な病気を引き起こしてしまうんですね。他の研究においても、孤独によって心臓病やうつ病が引き起こされるといわれています」
孤独が健康に害を及ぼすというのは、生理学的にも事実らしいということ。
孤独研究の第一人者であるカシオッポ博士は、孤独感は睡眠不足や血圧上昇を招き、ストレスホルモンであるコルチゾールの上昇や、免疫細胞の遺伝子レベルでの変化などを引き起こすとしています。
どうやら孤独が健康に良くないというのは、科学的に証明されているようです。
でももう私は手遅れです。
58年間、結婚できなかったのに、今更結婚なんてできるはずがありません。
まだ働いていて社会的地位もあり、出会いもあれば可能性は無きにしもあらずでしょうが、もともと女性との関係が苦手で、ましてや現在無職の老いぼれですから、どこにこんな私と結婚しようなんてもの好きがいるでしょうか。
だとしたらもう私は早死には確定です。
江越先生によれば、独身または離婚した人は、結婚している人に比べて孤独スコアが高く、それはうつ病の発生確率と正の相関関係があるそうです。
孤独スコアは性別、年齢、社会経済的地位とは無関係とされているのですが、一方では、女性より男性のほうが孤独感を感じやすいとする研究もあります。
これは精神科医として様々な患者さんとお話しする中での実感でもあるそうです。
一般に、男性のほうが孤独について周囲に伝えることが苦手であり、男性が孤独であると周囲に助けを求めると、女性の場合よりも話を聞いてもらえなかったり、非難されやすかったりするからです。
みずほリサーチ&テクノロジーズが2022年に行った調査では、ひとり暮らし高齢男性の15%が「2週間内の会話が1回以下」だったとされています。これは女性の場合の3倍の割合です。
ですから、独身でひとり暮らしの中高年男性は最も孤独を感じやすく、身体的にも精神的にも病みやすいと自覚しておいたほうがよいのです。
女性に比べると、男性のおひとりさまはメンタルを病んでクリニックを受診する確率が圧倒的に多いそうです。
江越先生のクリニックで最もよく見るのは、未婚の独身男性。彼らは頭痛、腹痛、腰痛、あるいは胸が痛いとか、目が痛いなどの症状を訴えるのですが、原因は心にあります。心の奥では「結婚したいけどできない」ことに無自覚に悩んでいて、それを表立って口にできないために身体症状として表れてしまうのです。
痛みがともなうので最初は内科を受診するものの、これといった原因が見つからず、不定愁訴として精神科を紹介されるパターンが多くあります。
人間は不快なことを我慢し続けていると、コルチゾールが増えて、最終的に痛みや炎症が発生するようにできています。それが前頭葉の神経細胞を不活化させて、うつ病になるのではないかと考えられています。
ですから、いま原因不明の痛みがあるという方は、それはもしかすると「孤独感」からくるものかもしれません。もちろん女性であっても同じです。
全部私に当てはまります。
もしかしたら私の目の痛みや胃の痛みはこれかもしれません。
うつ病はすでにり患していますしね。
江藤先生によれば、孤独を解消するには一番手っ取り早い方法は結婚ですが、手段はそれだけではないと言います。
ではどうしたらいいのでしょう。
「孤独」というのは「寂しい」という心理状態です。一方、「孤立」というのは他者との接触やコミュニケーションが少ないという物理状態です。
この「孤独」や「孤立」を解消できるのであれば、結婚にだけこだわる必要はありません。
私には孤独や孤立を解消できる方法なんてありませんよ。
結婚だけでなく、すでに友達もほとんどおらず、母親以外の誰ともコミュニケーションをとっていないのが現実です。
母親が亡くなったら、その先私は本当に孤独になります。
やっぱりもう諦めるしかありませんね。
もういいですよ。
どうせ生きていたって、たいしていいこともないですし、別に早く死んだって、死んでしまえば同じです。
同教授の以前の論文では、孤独であることの死亡リスクは、「1日たばこを15本吸うことと同等」であり、「アルコール依存症であると同等」であり、「運動をしないことよりも高く」、「肥満の2倍高い」とされています。
これじゃあ、いくら健康に気を遣って生活しても、何の意味もないじゃないですか。
もう自暴自棄に生きてやろうかと思います。
運命に抗ってもどうやら勝ち目はなさそうですね。
私は運命を受け入れることとしましょう。
そうなるともう老後の生活資金を蓄えるなんてことは、必要ありませんね。
投資資産を取り崩して、とっとと使ってやりましょうか。
なんだかなあ、また気分が沈みます。
それではまた。