こんにちは、まるぞーです。
本日の投資:日本株に1万円の買い注文。 追加投資額累計:80万円
7月22日以来の投資です。22日は、1万円の売り注文でしたが、今日は買い注文です。
株価がかなり下がってきました。昨晩のNYダウも大きく下げましたが、それにも増して、今日の日経平均は、13時現在、500円安の21838円と、大きく下げて、22000円台を割っています。
やはりコロナの感染拡大のせいでしょうか。
また東京、大阪などで、緊急事態宣言並びに休業要請が出されるといったニュースが、投資家心理を冷やしているのではないかと思われます。
さて、私の地元愛知県は名古屋市ですが、コロナ感染がとんでもない状況になっています。
先日の記事「愛知県は危機的状況です」でも書きましたが、愛知県知事の大村さん、並びに名古屋市長の河村さんの発言には、もう開いた口が塞がらないと言うくらい、あきれてものも言えないくらいです。
テレビのワイドショーでも、東京の話題ばかりで、地元のローカル番組ですら、愛知県や名古屋市の状況はあまり詳しく報じられていません。
それでも一生懸命探してテレビを見たり、ネットで検索してみたり、必死で調べてみると、どうやら東京をはるかにしのぐ、とんでもない事態であることがわかってきました。
そこで東京や大阪の状態は全国でもかなり報道されて皆に知れ渡っているはずですが、愛知県の実態はおそらく誰も知らないだろうと思い、それを知ってもらうために、ブログで紹介したいと思います。
昨日の愛知県の新規感染者数は、160人でした。過去最多ではありませんが最多に迫る数字です。
とにかく愛知県では、しばらくは新規感染者が0の日も続いたり、出ても1人か2人と、非常に落ち着いた状態でした。
それが変わったのは、6月19日に、県をまたぐ移動の自粛が解除されてからです。
その時私は、これで感染が全国に広がるだろうなあと思い、政府を恨みましたが、やはり案の定、その1週間後くらいから、予想通り感染者が増え始めました。
はじめのうちはほとんどが、いわゆる東京由来で、東京に行ってきた人や、東京方面から来た人から感染していました。
それが10人を超え、2,3日で倍の20人になったと思ったら、あっという間に急増し、100を超え、160を超えてきました。
感染者数の増加の勢いで言ったら、明らかに全国一です。
そしてネットで調べていくと、とんでもない数字がわかってきました。
まず、名古屋市の感染者が圧倒的に多いことです。愛知県の昨日の感染者160人のうち、名古屋市が108人と突出しています。
これは名古屋市の繁華街「錦三丁目」の接待を伴う飲食店でクラスターが発生し、それが収束せず、どんどん拡大していって、今では完全に市中感染が広がっている状態です。
「錦三」と呼ばれる地域ですが、分かりやすく言うと、名古屋の歌舞伎町です。
本家の歌舞伎町と同じく、今ではここがエピセンターになっています。
ところが大村知事の昨日のコメントでは、「私は市中感染という言葉は嫌いなので使いません。確かにクラスターは複数発生していますが、まだ市中感染は起こっていないと思っています。」だそうです。
ローカルテレビ番組に出ていた専門家で、愛知医大の三鴨教授によると、「これは確実に市中感染が広がっていると言わざるを得ない状況で、名古屋は東京をはるかにしのぐ感染拡大が広がっている。」と、強い口調で言っていました。
三鴨先生が強い警鐘を鳴らすのには、もう一つの懸念される数字があります。
私が書いた22日の記事では、その時点での、名古屋市の検査数は約200人で、陽性率は30%でした。
30%でも驚くべき数字ですが、昨日の名古屋市の検査数も約200人に対して、陽性率はなんと約50%だったのです。
これはもう驚異的な数字です。
ちなみに大阪が陽性率が高くなったと言っていますが、10%、東京では6~7%です。
これでも高いと言っていますから、名古屋はもう崩壊しています。
ちなみに1日の検査数は、東京が約5000人、大阪が約2000人です。
それに対して愛知県は名古屋市が200人、名古屋市以外で約1000人です。
東京、大阪に比べていかに少ないかがよくわかります。
おまけに病床数ですが、これは公表されておらず、よくわかりません。
大村知事によれば、愛知県は入院数と、施設療養、自宅療養を、分けずにひっくるめて数字として出しているとかで、入院者数さえ明らかになっていませんでした。
2,3日前になってようやく白状したところによると、なんと入院者数と言って出していた数値には、自宅療養も含んでいるそうで、これはもう数値改ざんの域です。私も思わず開いた口がふさがりませんでした。
つまるところベッド数が非常に少なく、とても収容しきれないので、ほとんどの人が自宅療養になっているそうで、他県と違って食料の支給などもなく、1人暮らしの人はスーパーやコンビニなどに買い物に行ってもよく、「買いは物はなるべく短時間で」と指導されているそうです。
感染が確定している人ですよ。耳を疑いました。
とにかく検査体制、医療体制ともにまったくお粗末で、準備ができていないことが明らかになったわけですが、そればかりか、都合の悪いことを隠そうとする知事の姿勢も頭に来ます。
名古屋市長の河村さんも全くどうしようもありません。
名古屋市はPCR検査の検査能力が、1日200しかないそうで、なんと今、濃厚接触者でさえ検査待ちで、検査待ちの人数が1000人以上に上るそうです。
報道によると、39度の発熱があり、味覚嗅覚障害があっても、検査してもらえないそうです。
これでは市中にどれだけ感染者がいるか、全く分かりません。
それで、症状が出ている濃厚接触者から優先的に検査している結果が、陽性率50%という驚異的な数字になっているのです。
河村市長は、昨日ようやく病床数を増やすことと、検査能力の拡大を指示したとニュースで言っていました。
今まで一体何をやっていたのでしょうか。今から病床数を増やせと言われても、実際に増えるのは早くても2週間後だそうですから、遅すぎます。
どうして感染者が落ち着いていた時に、何もしなかったのでしょうか。
愛知県の大村知事も同じです。ホテルなどの宿泊施設も、利用者が0になった時点で契約を解除してしまい、しばらく宿泊施設での療養者は0だったそうで、昨日ようやく再度施設が使えるようになったとか。
結局重症者以外は、軽症者並びに検査待ちの1000人以上も含め、ほとんどが自宅にいて、家族には移すは、買い物には出かけるというのが現状だったということです。
あまりにもお粗末ではありませんか。
私はこれを知って、本当に強い憤りを感じました。
知事も市長も何をやっているんだと。
日本政府にも腹が立ちますが、東京や大阪の知事が、そんな中でも独自に対策を講じ始めているのに、愛知県、名古屋市は全くの無策です。
愛知県民、名古屋市民は見捨てられてしまったような絶望感に襲われます。
河村市長の発言です。「ほんでも経済も回してかないかんで、何でもかんでも店閉めてちょうとは言えんがね。」「要はバカ騒ぎせんときゃいいんだろ。ジュリアナみたいなのはいかんいうこっちゃ。ジュリアナみたいなことだけはやめてちょうということだがね。」
言葉遣いはこの通りです。ご存じのように、標準語を使わない、こてこての名古屋弁で話すことで有名な市長です。
でもこんな時に名古屋弁で言われると、なんだか余計ふざけているようで、馬鹿にされているようで、真剣みが何も伝わってきません。
だいたい、ジュリアナって何なんですか。いつの時代の話ですか。若い人に訴えるっていうのに、今の若い子たちジュリアナなんて知らないでしょう。
やっぱり年寄りには市長とか任せたらいけないんでしょうかね。
いえ歳は関係ありません。何歳だってちゃんと仕事できる人もいれば、無能な人もいます。
大村知事は仕事をやる気も感じられませんし、やる気になったとしてもおそらく無能でしょう。
前にも書いたように、東京都知事の小池さんの完コピをしています。
もちろん良い政策であれば大いに参考にして真似すればよいですが、大村さんは小池さんの政策を吟味すこともなく、良い点も悪い点もみんなそっくり真似ています。
自分で考えたり判断するということを、もはや放棄してしまっているようです。
思考停止で、ただ人まねの政策をし、人と同じ発言を繰り返すだけです。
まるでロボットのように、ただ機械的に仕事をしているように見えます。
こんな人をリーダーにしてはいけません。でも選んだのは県民ですから、私にも責任の一端はあります。
もちろん今度選挙があったら、別の人に投票しますが、その前に今すぐ辞任してもらいたいです。
全くこのようなリーダーに生活がゆだねられた、愛知県民、名古屋市民は、本当に不幸だと言わざるを得ません。
東京都民や大阪府民がうらやましく思えるくらいです。
それではまた。