50代、完全リタイアで投資生活

50代無職、独身男のリタイア生活。 資産4000万円で投資はインデックス運用です。旧ブログはこちらです。リンクから飛べます。https://maruzokun.hatenablog.com/

スポンサーリンク

スポンサーリンク

又吉直樹「人間」を読んで

こんにちは、まるぞーです。

本日の投資:なし。 追加投資額累計:56万円

 
又吉直樹さんの「人間」を結局最後まで読み終えました。
 
最後まで読み終えても感想は、やはり読み始め、半分読んだ時点と変わらぬもので、何が言いたいのかよくわからない、ストーリーもよく理解できない、読むのが辛く、なかなか読み進めることができず、何にも面白くないと言うものでした。
 
 
途中で止めてしまうと、どうしてもすっきりせず、自信をもってこの小説はつまらないとも言い切れませんので、何とか頑張って最後まで読みました。
 
 
でもまだ読んでいない人には、絶対にお勧めしません。最後まで読んだので、読み終えたという達成感だけはありますが、結果的に考えると、時間の無駄でした。
 
 
結構な長編、暇だからいいですが、時間を費やして読む価値は、少なくとも私にはなかったと思います。
 
 
読後に残るものも何もありません。
 
 
他の人はどう感じているんだろうと気になったので、ネットでレビューを検索してみました。
 
 
それなりに肯定的な意見もありますが、私は肯定的なレビューを読んでも一切納得はさせられません。
 
 
また絶賛しているものは、ほぼなかったように思います。
 
 
逆に否定的なレビューには大いに共感しました。
 
 
私が同感と思ったものを2つ紹介しておきます。
 
★☆☆☆☆率直に言って駄作。最後まで読むのがしんどかった。私小説ならそれでもいいのだが、構成がめちゃくちゃで散漫。何か筆者の鬱憤を晴らす愚痴をSNSに呟いているかのような作品。火花、劇場と読んだから無理して完読したけど、何度もやめようかと思った。テーマ性もない、描写に特筆すべきものもない。
 
 
芥川賞を取った作風は変わらず。主人公の個性もほぼ同じ。人間関係も、歪さも、くどさも同じ。我慢して読みました。『人間失格』に敬意を表しているのでしょう。人間の愚かさやつまらなさを小さなエピソードとともに表現しています。主人公も、周りの人々もイタイ。目も当てられないほど。終盤、沖縄の家族の描写は、父親がどうしようもないダメな人間に描かれているのに、お笑いのネタのように面白い。『花火』の先輩芸人が千鳥の大悟さんであることはよく知られているのですが、このと父親を30歳若返らせると大悟さんになります。

 

まあざっとこんな感じです。(ただし大悟さんの件はノーコメントで。)

 

又吉さんのファンには申し訳ありませんが、これが私の素直な気持ちです。

 

ただ繰り返しますが、「火花」はよかったんですよ。上のレビューの人は、「花火」と間違えていますけど。

maruzokun.hatenablog.com

 

とにかくこの「人間」にはがっかりです。

 

この先又吉直樹さんの作品を読むことは、おそらくないでしょう。

 

またしばらくはどんな小説も読みたいと思いません。

 

ウォーレン・バフェットの本など、実用書でも読んだ方がよほど面白そうです。

 

とにかくちょっと疲れて、読書が嫌いになりました。

 

その割には、3度にもわたってブログ記事にしてしまいました。

 

もう終わりにします。

 

これで「お・し・ま・い Death !」

 

それではまた。