50代、完全リタイアで投資生活

50代無職、独身男のリタイア生活。 資産4000万円で投資はインデックス運用です。旧ブログはこちらです。リンクから飛べます。https://maruzokun.hatenablog.com/

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SBI証券の不正アクセスと不正出金

こんにちは、まるぞーです。

本日の投資:日本株に1万円の売り注文。 追加投資額累計:55万円

 

さて、昨日テレビのニュースを見ていたら、とんでもないニュースが舞い込んできました。

www.itmedia.co.jp

SBI証券は9月16日、外部からの不正アクセスによって、顧客口座から9864万円が流出したと発表した。第三者が顧客名義で偽の口座を開設し、顧客資金を不正に送金していたという。

 

なんと、私も利用しているSBI証券の口座に不正アクセスされ、被害者6人から、合計で約1億円ものお金が不正に引き出されていたとのことです。

 

このニュースを見て私はぞっとしました。

 

前からインターネット口座は怖いなあと思い、特にネット証券の口座では、多額の資金が入っており、もしハッキングされたりしたら、瞬時にして全財産を失うのではないかと、怖くてたまりませんでした。

 

つい先日の、ドコモ口座事件の時にも、「怖いなあ、やっぱりネットでお金を扱うのは嫌だなあ」などと思いましたが、その時は被害者が全国で60人とのこと、その後増えて120人になりましたが、それでも被害額が1人最大で30万円と低く、まあそこまでビビる話でもないかと思っていました。

 

ところが今回は違います。被害額が平均で1人1600万円と桁違いの額です。

 

何しろネット証券の口座に、何者かに勝手にログインされて、勝手に売買され、勝手に作った偽造の本人名義口座へ勝手に送金され、大金を抜き取られてしまったのですから、たまったものではありません。

 

本当に背筋がぞっと寒くなるような怖い事件です。

 

事件の概要はこう書かれています。

三者は顧客のユーザーネーム、ログインパスワード、取引パスワードなどの個人情報を悪用し、出金先の銀行口座を偽のものに変更。資金を不正に送金していた。SBI証券の担当者は「本人確認が担保されているはずの銀行口座が偽造されており、業界としても前代未聞のことだ」と話す。システムの欠陥による流出ではないという。

 

 どのような方法なのかはよくわかりませんが、システムの欠陥でもなく、顧客個人の不注意でもないとしたら、被害者に何ら落ち度はなく、それでも盗まれてしまったのですから、事態は非常に深刻です。

 

攻撃方法について、SBI証券は「捜査中なので詳細は答えられない」としたが、外部に流出したECサイトなどのパスワードやログインIDをリスト化し、その情報を基にログインを試みる「リスト型攻撃」の可能性を示唆した。

 同社は不正アクセスの発覚後、被害を受けた顧客に個別に連絡。これから不正アクセスを受ける危険性がある顧客も特定し、出金停止やパスワードの強制リセットなどの措置を講じた。全顧客を対象に、出金先の銀行口座の変更受付も停止しており、現在は変更手続きを郵送でのみ受け付けている。

 今後は再発防止に向け、生体認証を活用したワンタイムパスワードを導入したり、本人確認時の確認事項を増やしたりとセキュリティ強化を図る方針。ゆうちょ銀行や三菱UFJ銀行と連携して報告書をまとめることも検討する。

 被害にあわないためには一体どうしたらいいのでしょうか。こんなの防ぎようがないじゃないですか。

 

だから私はネットでお金の取引をするのは嫌だったんです。

 

でも今どき、株式投資をしようと思ったら、ネット口座しかないじゃないですか。

 

まさか高い手数料払って、めんどくさい対面取引や電話取引なんて、今どきできませんよ。

 

それがネット証券最大手のSBI証券で起きてしまったのですから、これは本当に一大事です。

 

私もSBI証券を利用していますので、一瞬ドキッとしましたが、ログインしてみたところ、私の口座には何ら異変はありませんでした。

 

私は用心深いので、まさかこんなことは現実には起こらないだろうと思いつつも、以前証券会社へ電話して、出金口座を今指定してある口座から変更できないような設定にしてもらっていました。

 

その際にも、「本人様名義の口座へしか出金できないので、大丈夫ですよ。」と言われましたが、それでも私は心配なので、出勤先口座の変更をできないよう設定してもらいました。

 

ですから、今回のように、万が一私の口座へ不正にログインされてしまったとしても、 どこかの口座へ不正に出金されることはありませんので、私が被害にあうことはまずありません。

 

本当に手続きしておいてよかったと思います。

 

まさかこんなことが本当にあるとは、夢にも思いませんでした。

 

とにかく犯人は頭のいいやつで、コンピュータリテラシーが高く、次から次へと巧妙な手口を考えてきます。

 

油断も隙もあったものではありません。

 

今回SBI証券は、「流出額の全額を補填し、再発防止に向けてセキュリティを強化する方針だ。」とのことですが、私も自分の資産は自分で守らねばなりません。

 

ある日突然全財産が盗まれて消えてしまったなんてことが絶対に起こらないように、とにかく念には念を入れて、注意深くネットでの取引を行っていきたいと思います。

 

それにしてもほんとに嫌な、そして怖い世の中です。

 

つくづくインターネットなんてもののない時代に生まれて死んでいきたかったと思います。

 

それではまた。