こんにちは、まるぞーです。
今日は仕事は休みですが、相変わらず体がだるくて熱っぽいです。
体温を測ってみたら、37度ちょうどありました。
37度は平熱ではありません。おまけに時々胃がしくしくと痛みます。
胃薬は飲みましたが、咳や鼻水はなく、風邪症状はないんですよね。
まさかコロナじゃないかと、だんだん心配になってきました。
今日は実家へ帰るのはよそうかと思います。
さて昨日突然、俳優の田村正和さんの訃報のニュースが入ってきました。
田村正和さんと言えば、私も好きな俳優で、たぶん皆さんは田村さんと言えば、古畑任三郎を思い浮かべるかと思いますが、私はもっと昔、私が大学生だったころに流行っていたドラマ、「パパはニュースキャスター」や「うちの子にかぎって」などが印象に残っています。
当時はバブル真っただ中で、後に人気となるトレンディードラマの先駆けだったと思います。
「パパはニュースキャスター」はVHSビデオで録画したものが今でも残っています。
久しぶりにまた見てみようと思っています。
この所私の青春時代のヒーローだった芸能人が、次々になくなっていきます。
田村さんの訃報を聞いた時も、最初の感想は、また私のヒーローが一人いなくなったという寂しさと共に、いつの間にか時が流れ、時間が経過していたことに気づかされた、恐ろしさのようなものでした。
当然私もそれだけ歳を取り、老化したということです。
残念ながら、時の経過だけはだれも止めることができません。
どんなにお金があっても、貧乏でも、時間は平等に流れ、時は過ぎ、皆老いていきます。
田村さんもしばらくテレビで見ないなあと思っていたら、やっぱり仕事を休んでいて、実は前から心臓に持病があったそうですね。
私は最近の芸能人の訃報の報道に少し違和感を覚えるのですが、それは、その人の生前の功績ばかり報じて、いつからどんな病気になり、どのように闘病生活を送ってきたかということが、ほとんど報道されないことです。
いったいなぜなんでしょうか。芸能人と言えど、それはプライベートに係ることなので
報道すべきではないのでしょうか。
もちろん遺族の意向だったり、本人が遺言で言い残していたのなら別ですが、そうでなければ、私はもっと死因についてや、死に至るまでの闘病の様子が知りたいです。
それは私のわがままでしょうか。
それが報じられないと、いくら生前の活躍や功績が紹介されても、その人がなくなったという実感がまるでわいてきません。
私は一人の人間の生き様として、最後病気とどのように向き合ったのか、それは芸能人に限らず、身内であっても知りたいと思うのです。
それによってその人の生き様を知ることができますし、これから私も迎えなければならない、家族の死別や、自分の最後への心の準備というか、参考になることがあると思うんですよね。
まあでも何らかの事情でマスコミの報道はそうはなっていないようですから、やはりなんていうか、人の死というものはいまだタブーの面があって、あまり語りたがらないというか、生々しいことは隠すのが美学なのでしょうか。
これは日本に限ったことなのでしょうか。それとも世界共通なのでしょうか。
それにしても改めて人の一生ってはかないものだなと思います。
どんなに名声を得ても、功績を残しても、死んでしまえばそれで終わりですからね。
そして私にもいずれ死はやってきます。
どうしたら悔いなく生きられるのでしょうか。
そしておそらくはその前に私は、両親を見送らねばなりません。
今から私が両親にしてやれることは何なのか、もう残された時間は長くありません。
そういうことを考えさせられる、田村正和さんの訃報でした。
心よりご冥福をお祈りします。
それではまた。