こんにちは、まるぞーです。
私の過去記事にこんなコメントをいただきました。ちょっと長くなりますが、全文引用します。
こんにちは
今更古い投稿にコメントを書いていますが…
自尊感情の欠如ですかぁ。
> 自尊感情の欠如という問題は、そう簡単に克服できるものではないと
> 思うからです。私が精神を病んだのは20代中頃〜30前半までが第一期で、その時は毎日の
(それぞれ違う人からの)怒られと長時間残業によるものでした。連日複数人に怒られますから「客観的に見て自分が間違ってる」という無意識の
刷り込みがあったと思います。なので自尊感情は地に堕ちて「こんな嫌なことしかない人生を続ける事に意味
なんて無い」と希死念慮に取り憑かる程になり、精神科の門を叩くことにしました。まるぞーさんが記事に書かれている通り、心理学上のテクニックとしては、
自尊感情(自尊心)や自己肯定感を高めるワークは確かに存在するようなのですが、
自分の人事権(など生殺与奪)を握っている相手に「嫌なことは嫌」とフランクに
言えるなら苦労しませんね。このあたり「TPOをわきまえつつ」という枕詞が隠れているのでしょうけれども、
会社組織に属している以上は限界があると思います。そこで私もある日「仕事を辞めたい」の第一期のブログを始めて、そこに苦しい
気持ちを書いて、コメントをもらったりすることで慰めとしていました。その意味では対人でなくとも気持ちを外に形として出すのは効果があるようで、
こうしてインターネット越しに実際にはどこの誰とも分からない人間が相手で
あっても共感を得られることは、大変意義のあることかと思いますね。ところで、上に書いた心理学上のテクニックで、自己肯定感を高めるワークとして
私が「ホントかな?」と思ったものを1つご紹介いたします。それは他人を褒めることだそうです。
脳の潜在意識は褒めている時にその対症が他人か自分かを理解することが
出来ないそうなので、他人を褒めるのは自分を褒めるのと同義なんだとか。これは実際の対人でやる必要もなくて、企業のお客様窓口に「お宅の〇〇は
本当に美味しいですわ」というメールを送るのでも良いようでした。心底感心して相手を褒める時の自分の気持ってどんな風だったかな?と
改めて考えてみるに、確かに悪い感情ではないですものね。別に会社の人なんか褒めたかないですが、いつも食べているおいしい
オヤツなら褒めても良いかなって思って、今度試しにお客様窓口にメールを
出す実践をしてみようかなと思っています。長文になり失礼しますが、こんなところで。
まずは私の記事を読んでくださりこのようなコメントをいただきまして大変うれしく思います。
そこで浅はかながら、私の個人的な感想と考えを書いてみようと思います。
私もやはり私の弱いメンタルの原因は、この自尊感情の欠如によるところが大きいと思っています。
自尊感情が欠如している→ストレスに弱い→メンタルがやられる
そこでここにあるように、人を褒めるということは、確かに効果的なのかもしれません。
私はとにかくすべてをネガティブに考えてしまうので、自分も褒めなければ、なかなか人も褒められません(お世辞を言うことは多々ありますが)。
でももしかしたらお世辞でもいいから誉めた方がいいのかもしれません。
とにかく人間関係って、相手を批判すればどうしてもぎくしゃくするし、互いに褒め合えば自然と関係も良くなっていくものではないでしょうか。
だからよく子育てや教育論でも言われることですが、怒ってばかりではだめで、褒めてあげることは大切なことだと思います。
でも嫌な上司がちっとも褒めてくれず、常に自分を否定してきて、怒られてばかりいたらどうなるでしょうか。
それでも精神を健康に保てるのは、よほど自分に自信がある人、つまり自尊感情の高い人だけではないでしょうか。
私の場合も全く同じでした。人間関係でこじれて、自分のことを悪く言われたり、自分の考えを否定されたときが一番つらかったです。
誰かに自分を肯定してもらえないと、生きているのが猛烈に辛くなります。
そういう時って自分に余裕がないから、人を褒める余裕もありませんね。
私も仕事を辞めてだいぶ経つのでそういった感情も忘れていましたが、今鮮明に思い出しました。
そこで改めて自尊感情の低い人間がそれを克服するにはどうしたらよいかですが、やはり人を褒める程度の事ではだめだと思います。それはある程度は効果的なテクニックかもしれませんが、やはり根本解決にはならないと思います。
ではどうしたらいいか。自尊感情を高めるには、ずばり成功体験を積むことです。
難しいですがそれしかないと私は思います。
人を褒めることで相手も自分を褒めてくれるならば、それも一つの成功体験にはなります。
でも一番いいのは困難でストレスに感じていることから逃げずに立ち向かって行って、それを克服することではないでしょうか。
でもそんなことできませんよね。それができるんだったら苦労しませんし、精神を病むこともありません。
ブログで書いてきたように、私はすべての困難やストレスから、逃げて逃げて逃げまくってきた人生です。
病気も一つの逃げだと思っています。
でも逃げにも功名はあると私は思います。確かに逃げるだけでは自尊感情はいつまでたっても高くなりませんが、私は逃げたおかげで今こうして生き延びることができました。
もし困難に真正面から立ち向かって戦っていたら、私は死んでいたかもしれないと思うのです。
逃げるが勝ちって言葉もあるじゃないですか。逃げればケンカにもならないし、戦争にもなりません。
私はそれでいいと思いますし、自分も逃げて良かったと思っています。
これからも逃げてばかりの人生でしょうが、鬼ごっこならぬ、最後は逃げたもの勝ちと言えるようになりたいと思っています。
あの頃は本当に辛かったです。今は幸いそういった仕事上の人間関係のストレスは無くなりました。(今のパートの仕事の人間関係のストレスは、全く種類の違うものです。)それだけでもよかったと思っています。(代わりのストレスはいっぱいありますが。)
また機会があれば、うつ病の事、仕事を辞める前や後のこと、そのころの気持ちなども書いてみたいと思います。
それではまた。